一新塾ロゴ 新しい日本を創造するネクストリーダー養成学校 NPO法人[政策学校]一新塾
      
      
行動実践型教育
講義とワークショップ
チームプロジェクト活動
コンサルテーション 
政策提言・実現コース
社会起業コース
市民プロジェクトコース
「大阪・福岡・名古屋」地域科
通信科

第24期(2009年5月〜2010年5月)
講師プロフィール・講義のねらい
 

1年間で48の『講義・ワークショップ・コンサルテーション』

 
 


一新塾の講義は講師から一方的に“お話”を聴く一般のセミナーとは異なり、自らの問題意識をより深め、現場の最先端の知恵を得ることができるよう、講師とのインタラクティブな関係を重視しています。講義の企画・司会は塾生が手を上げて行い、話していただく内容を事前に打ち合わせをして、授業に臨みます。

講師の方がどのように社会の問題を捉え分析し、どのようなビジョンを描き、問題解決・創造に向われているのか、ビジョン探求の場として自分に引き寄せます。また、講師の姿勢と自分の姿勢を比べ、講師の方はがなぜそうできたのか、その謎と知恵にせまります。スタンスの違う現場を持つ講師の方にお越しいただいているのは、多様な価値観に触れる中で『自分なりの答えを出す』ことを目的としているからです。

「政策提言、社会起業、市民プロジェクト(NPO)」向けの様々な講義が毎週のようにありますが、本科の方は以下の講義すべてに参加できるプログラムになっています。聞きたかった講義が受けられなかった場合も、映像でのフォローアップシステムがあります。
※講師名は敬称略、アイウエオ順です。

※講師の方は都合により変更になる場合がございます。

 
   


青山貞一 あおやまていいち
(東京都市大学教授・
 環境総合研究所所長
 一新塾代表理事)

1946年生まれ。

アジア経済研究所関連機関、ローマクラブ日本事務局、フジテレビ系シンクタンク所長を経て、1986年「闘うシンクタンク」として有名な(株)環境総合研究所を設立、代表取締役。

NGO 環境行政改革フォーラムを主宰。
環境にかかわる政策、施策、計画などの代替案を国民、納税者の立場から立案、提案し、自然保護、公共事業の見直し、地方財政健全化等に成果を上げている。

2005年6月〜2006年3月まで長野県政策アドバイザーを務めるなど、地方から日本社会を変える首長を政策面で徹底支援。

東京都市大学教授。

著書に「地球時代の自治体環境政策」(共著、ぎょうせい)、「非戦」(共著、幻冬舎)など。
2002年9月よりNPO一新塾の代表理事を務める。


「主体的市民の条件」@ A B

PCを利用した三次元流体モデルによる大気、水、騒音などのシミュレーション技術。他の追従を許さない突出した分析スキルを武器に環境問題の実態解明に挑むと共に、納税者である市民の立場から環境に関わる政策の代替案を国や地方に精力的に政策提言し続けている日本の第一人者。ダイオキシン対策法など、青山氏のイニシアチブで議員立法も成立させている。また、長野県の政策アドバイザーを務めるなど一貫して“現場主義”で、21世紀の新しい社会システム構築に挑戦を続けてきた。生き様をもって、主体的市民のモデルを示していただいている青山氏から、その主体的市民の精神と姿勢を学ばせていただく。また、市民の立場で新しい地域経営モデルの政策を立案・提言・実現するための現状分析力と問題解決力、アクション・プランの戦略の立て方を学びたい。

 「政策提言中間発表会+ミニ講義」@(4ヵ月後)A(8ヶ月後)

   ●「ミニ講義」: 
     タイムリーな社会テーマの問題の本質にアクセスし、
     解決までのシナリオを考える機会とする。
                                           
   ● 「政策提言中間指導」: 
     塾生チームの政策や市民プロジェクトを青山氏と
     実際に政策現場で活躍する専門家2名をお招きし
     アドバイスいただく。
     多角的視点でどう磨きをかければ社会に影響力を
     持たせることができるのか実践的な知恵を学ぶ。


飯島博  いいじまひろし
(NPO法人アサザ基金代表理事) 

中学生時代に水俣病などの公害事件を知り、自然と人間の共存について考え始める。

専門は環境計画。霞ヶ浦再生事業アサザプロジェクト及び渡良瀬川流域わたらせ未来プロジェクトを企画立案。

主な著書に『よみがえれアサザ咲く水辺』 (文一総合出版)、『自然再生事業』(築地書館)『水をめぐる人と自然』(有斐閣選書) など多数。


「中心の無いネットワークで社会を変革する
                〜問題解決型から価値創造型へ」

飯島博氏は日本でも屈指の社会起業家。
茨城県の霞ヶ浦・北浦流域にて展開されている「アサザ・プロジェクト」は、“湖と森と人を結ぶ”市民型公共事業として、のべ16万人もの市民が参加する壮大な社会実験である。

「専門分化から中心のないネットワークへ」「壊すから溶かすへ」新しい価値観を打ち出し続ける飯島氏の社会変革者としての突き抜けた姿勢を学ばせていただく。また、地域プロデューサーとしての視点から、塾生プロジェクトをどう磨きをかければよいか、社会に影響力を持たせることができるか実践的な知恵を学ぶ。


鵜尾雅隆   うおまさたか
(株式会社ファンドレックス代表取締役・
  日本ファンドレイジング協会常務理事 ) 

JICAを経て2008年6月、株式会社ファンドレックスを創設。91年以降、様々な国際協力NGOの理事、運営委員などとして非営利組織の運営・創設にかかわる。
06年日本帰国後「ファンドレイジング道場」を立ち上げ、ファンドレイジングノウハウや寄付事情の各国比較などを発信。2009年2月、580名の発起人を集め、日本ファンドレイジング協会を設立、常務理事に就任。


「ファンドレイジングで社会を変える!」

日本の非営利組織の経営の改善、特に「ファンドレイジング=活動資金集め」に注力して社会変革に挑む鵜尾氏。世界のトップレベルのNGOが年間予算数百億円の規模であるのに比して、日本のトップクラスの国際協力NGOでも年間予算10億円未満である現状を当事者として目の当たりに。

本当によい援助をするためには、国民から見た「競合相手」としてのNGOが育って来て「政府の援助がもたもたやってたら、何時でも取って代わるぞ」という勢いが必要だと痛感したという。鵜尾氏の海外での経験、日本での日々の実践から、プロジェクト活動を推進する上で必須のファンドレイジングの知恵を学ばせていただきたい。


延藤安弘  えんどうやすひろ
(NPO法人まちの縁側育くみ隊代表理事)
 
1940年大阪生まれ。北海道大学工学部建築工学科卒業、京都大学大学院修了。工学博士。
熊本大学、千葉大学などを経て愛知産業大学造形学部建築学科教授。コーポラティブ住宅や住民主体のまちづくりの伝道師として全国を飛び回っている。

主著に『集まって住むことは楽しいナ…住宅でまちをつくる』『何をめざして生きるんや−人が変わればまちが変わる』などがある。


「「まち育て」を育む〜対話と協働のデザイン」

親がこどもを育むように、地域も住まう人が応答して行動しながら、あるときは対立をエネルギーにしていきながら、育っていく。そのプロセスの中で「そやそや、こっちを向いて生きていきたいんや」と生きる方向感を一人ひとりが獲得していく。 人の意識の変容によって地域が変わっていく、それが「まち育て」。

延藤氏は、ワークショップに寸劇、絵本や紙芝居、スライドによる幻燈会をとりいれ、全国各地で対話と恊働の市民参加の「まち育て」を具現化している。住民の思いと主体性を引き出すプロデューサースキルを存分に学ばせていただきたい。


小田正規  おだまさき
(「公共政策プラットフォーム」事務局長)

東京外国語大学卒業、慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了。三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)入社、通商政策(WTO/FTA)に関する調査研究に従事、日本政府(外務省、経済産業省など)の各種委員会・研究会等の委員を務める。
2005年12月、有限責任中間法人公共政策プラットフォームの理事・事務局長を兼務、2006年4月より専任。

「政策提言中間指導」 @

塾生プロジェクトを一新塾代表理事青山貞一、「シンクタンク2005・日本」の鈴木崇弘氏とともにアドバイスいただく。政策シンクタンクで活躍する専門家の視点から、プロジェクトにどう磨きをかければ社会に影響力を持たせることができるのか実践的な知恵を学ぶ。

「公共政策プラットフォーム」は、「政権を獲得した際に、一気呵成にダイナミックな変革を断行するためには、政策・人材両面に厚い基盤を有することが不可欠。その際、霞が関のみに依存しない独自の政策立案を行うことが重要。そのための知的集積体」を目指している。
  
加藤哲夫  かとうてつお
(せんだい・みやぎNPOセンター代表理事) 

広告代理店を経て宝石貴金属卸業を営む。本業の傍ら81年に出版社「カタツムリ社」を設立、85年には、エコロジーショップ「ぐりん・ぴいす」を開店。また90年からHIV薬害訴訟を積極的に支援。97年11月に日本で4番目の民設民営によるNPO支援センターである「せんだい・みやぎNPOセンター」を設立、代表理事・常務理事を務める。ワークショップで全国を飛び回っている。


「市民起業家のための特訓道場」

加藤氏は、日本における非営利セクターの草分け的存在。
豊富な市民活動の現場体験をもとに塾生プロジェクトが市民性で突き抜ける知恵をいただいている。

市民が社会変革に挑む意味は何か?現場主義の真髄とは何か?
ものごとの本質にアプローチすると共に、市民起業を加速させる、異なる価値観・バックグラウンドの人々がお互いを活かし合うファシリテータースキル、プロデューサースキルを鍛練する機会としたい。

   
加部隆史  かべたかし
(NPO安全工学研究所代表理事
・一新塾理事)

1952年生まれ。
ドイツ系工業分野でのベンチャー企業の日本でのゼロベースからの立上げを10年間で4件実施。

第6期生で2002年よりNPO一新塾の理事に。起業を目指す塾生の相談役として親身に、時に厳しくアドバイスをおくる。


 「新規事業立ち上げワークショップ」

オーストリア留学後、ドイツで勤務するなど、若き頃より、ヨーロッパと日本を行き来しているが、「潜水艦包囲」及び今の日本主導者の真の意味での国際感覚とグローバルセンスの欠如に、かなりの危機感を抱いている。 学生時代はイデオロギーに囚われない学生運動に加担し、現在はあるお寺の住職との対話を重ねる機会を得て、その精神面と物質的な科学技術の進歩との兼ね合いから21世紀の有るべき姿を模索中。

4件のドイツ企業の日本法人立ち上げのほか、NPO安全工学研究所を立ち上げ、機械安全の認証における日本で最先端の取り組みをリードしている。営利、非営利、豊富な起業経験と世界のビジネスのスピードを肌で感じている加部氏より社会変革起業会に求められる姿勢と知恵を学ばせていただく。


川合アユム かわいあゆむ
(株式会社YAMATO創業者・代表取締役)

大阪市生まれ。高校中退後、水商売やゲーム機のリース業を経て、フロッピーディスクの輸入商社に入社。21歳でイーディーコントライブ社(現在 株式会社YAMATO)設立、フロッピーディスクの不正コピー防止技術などを事業化。PD(プロジェクト・ ドライブ)」制度などユニークな経営手法が注目を集める。NPO法人P.D.Rの専務理事など、様々な社会活動にも取り組まれている。

「腑に落ちる企業経営
         〜経済中心のものの考え方は時代の病である」

21歳という若さで起業、「ハイテクベンチャーの旗手」として、ひたすら成長するために猛烈に働き、「トップダウン」の組織運営をされていた川合氏。ワンマンのままでは会社は続かないことに気づき、独創的な経営システム「プロジェクト・ドライブ制度」に辿り着く。

常に自分をオールクリアし続けてきた川合氏の姿勢から学ばせていただくとともに、双方向の議論を通じ、深みのある経営哲学の一端に触れさせていただきたい。

     
河合拓  かわいたく
(GENEXPartners・一新塾OB) 

大学卒業後、総合商社に入社し繊維アパレルビジネスに9 年従事。現在は経営コンサルタントとして活躍中。仕事と両立して、若者を中心としたNPO組織FRI を立ち上げる。
「ロジカルシンキング」「モチベーション・マネジメント」といったビジネススキルの市民活動への展開を自ら実践。一新塾第7期、8期では、政策「繊維業界構造改革プラン」を自民党山崎拓に提出。


「仮説思考&ロジカルシンキング」
「問題解決 技術と実践」
「社会起業・市民プロジェクト コンサルテーション」

ビジネスマンには“市民プロジェクト”は縁遠いものと思われていませんか?しかし、普段、ビジネスで活用しているスキルが市民プロジェクトに大いに役立つことを知ったら、その距離はぐっと縮められるのではないでしょうか?
講師の河合氏は、経営コンサルタントの傍ら、そのビジネススキルをフル活用してNPO活動を実践中。今回は「仮説思考」「ロジカルシンキング」、そして「問題解決の技術」を基礎から市民プロジェクトへの応用まで、実践者ならではの視点を交えながら、伝授いただく。

川北秀人氏
川北秀人  かわきたひでと
(IIHOE代表) 

64年大阪生まれ。87年に京都大学卒業後、(株)リクルートに入社。国際採用・広報・営業支援などを担当し、91年に退職。その後国際青年交流NGO「オペレーション・ローリー・ジャパン」の代表や国会議員の政策担当秘書などを務め、94年にIIHOE設立。NPOや社会責任・貢献志向の企業のマネジメント、環境・社会コミュニケーションの推進を支援している。

「社会起業事業計画コンサルテーション」

チームプロジェクト活動を飛躍させるために、専門家の視点から実践的な知恵をいただく。
議員政策担当秘書やNGOリーダー等を務め市民の政治、環境など幅広い分野で、数多く問題解決の実践現場に立ち会っている川北氏に対して、自分たちのチームが抱える課題を明確に質問し、解決のための実践的なヒントを頂きたい。

また、マーケティング、財務、組織マネジメントなどについて専門的な視点を学びたい。

木下敏之 きのしたとしゆき
 (木下敏之行政研究所代表・元佐賀市長)

1960年佐賀市生まれ。東京大学法学部卒業後、農林水産省に入省。99年3月佐賀市長選挙にて、県庁所在地の市長としては当時最年少となる39歳で当選。05年9月まで2期6年半を務める。市役所のIT化をはじめとする各種行政改革を推し進め、300億円以上を節約し市の財政を大きく改善。著書に『なぜ、改革は必ず失敗するのか〜自治体の経営を診断する』(WAVE出版)ほか。

「政策提言中間指導」A

塾生プロジェクトを一新塾代表理事青山貞一、アサザ基金代表の飯島博氏とともに実践的なアドバイスいただく。元自治体首長としての視点から、どう磨きをかければ実際に影響力を持つ政策提言となるのか実践的な知恵を学ぶ。木下氏は佐賀市長時代、わずか1年で佐賀市の基幹系システムを刷新、ダウンサイジングに成功、大幅なコストダウンと電子自治体化を推進した改革派。現在は、多様な行革ノウハウを自治体に広げるべく講演やコンサルティング活動を行っており、全国各地の事例に精通されている。


北川正恭  
きたがわまさやす
(早稲田大学大学院公共経営研究科教授) 

1944年生まれ。三重県議を経て、83年から衆議院議員4期。95年三重県知事当選、「生活者起点」を掲げた改革で地方分権の旗手として活躍。達成目標、手段、財源を住民に約束する「マニフェスト」を提言。2008年3月「地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合」(せんたく)を立ち上げ代表に就任。早稲田大学大学院公共経営研究科教授、「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)代表。


 「生活者起点で日本を「せんたく」する!」

2003年の統一地方選挙と総選挙に取り入れられた「マニフェスト」。
その後、選挙を重ねる度に普及が進み、日本の政治においてもすっかり市民権を得た。

北川氏は次なる一手として「地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合」(せんたく)を立ち上げ。ミクロの“ゆらぎ”がマクロを制するが如く「一点突破全面展開」で、ムーブメントを巻き起こし続けている。北川氏が描く社会変革ビジョン、そして、その実現のために、いつ、誰に、どのように働きかけたのか、北川氏の突出した“プロデューサー・スキル”から学ばせていただきたい。

  
金美齢   きんびれい
(JET日本語学校理事長)

早稲田大学在学中台湾独立運動に参加していたことにより国民党政府により30年あまり帰国の道をたたれていた。早稲田大学大学院在学時より、複数の大学で講師を歴任、英語教育に携わる。88年〜2000年3月まで、紫永国際学園JET日本語学校校長で現在は理事長。各種メディアにおいて教育・社会・政治等の分野で様々な提言を行っている。歯に衣着せぬ辛口発言にはファンが多い。


「激動の歴史を波瀾万丈の人生で駆け抜ける」

生まれたのは日本統治下の台湾。
目の当たりにした日本統治から中国国民党統治への変化。
日本への留学、そして台湾独立運動への参画。台湾当局から「独立主義者」としてマークされ、祖国へ帰ることも許されず、異国の地で二人の子どもを育て上げた金氏。

自らの信念をぶれなく貫きながら、大学で、マスメディアで、また日本語学校の経営者として、信頼と社会的地位を築いてきた金氏。台湾民主主義の胎動の中、日台の架け橋として身を投じて奔走する金氏。自らの人生をかけて行動で示されてきた覚悟と信念に存分に触れさせていただきたい。


小林日出夫  こばやしひでお
(泉崎村長(福島県)) 

1946年生まれ。泉崎村にて会社を経営していたが、2000年2月に行政経験のないまま村長選挙に出馬。46票差で当選。初登庁の1週間後、初めて村の財政破綻の詳細を知らされる。自主再建の道を選び職員、村民、有志とともに知恵を絞って奮闘。2007年12月には4日間かけて、東京・銀座までの約200キロを“行脚”し、村の財政再建の鍵を握る住宅団地などの販売促進をPR。


「ピンチをチャンスに泉崎村の挑戦!〜財政破綻からの自治体再生」

2000年に約68億円もの赤字を背負い、財政破綻した泉崎村。国の管理下に入る準用再建団体になるのが通例だが、泉崎村は自力で財政再建する道を選択した。予算をほとんどかけずインターネットを活用し村をPR。ネット上で村のファンをつくり、交流会を何度もしかけ村を訪れるリピーターを増やし、「通勤奨励金制度」など大胆なIターン支援策で居住者となってもらう。
財政破綻後、泉崎村に移り住んだ人は100人を超え、5年間で約35億6700万円の赤字額を解消。最大のピンチを再生のチャンスに変える知恵と覚悟を小林村長より存分に学ばせていただきたい。

坂本桂一  さかもとけいいち
(株式会社フロイデ会長)
 
1957年生まれ。東京大学教育学部中退。大学時代に、株式会社サムシンググッドを設立。その後、数社設立。日本のITビジネス黎明期より、牽引役として活躍。ソニーSMC70、WINDOWS3.0J、プレイステーション等の開発に深く携わったほか、ウェブマネーはそのビジネスモデル構築段階から関わり、インターネット通貨のスタンダードとして成功を収める。著書に「頭のいい人が儲からない理由」 (講談社ビジネス)「新規事業がうまくいかない理由」(東洋経済新報社)

「社会変革型ビジネス起業の条件」

自社の利益のみをとことん追求していけば、一定の成果をあげられたビジネスの世界も、社会環境・政治動向・世界情勢を踏まえなければ勝ち抜けない時代に突入。

「常識はビジネスの敵だ」「勉強ができる人は起業できない」「トップとリーダーは資質が違う」「動きを止めたら死ぬだけだ」日本のITビジネス黎明期より牽引役として活躍されてきた坂本氏より、社会変革に挑む起業家に求められる姿勢と知恵を存分に学ばせていただく。また、事業計画の作成、戦略構築など起業に向けての実践的なアドバイスをいただく。


佐野章二  さのしょうじ
(有限会社ビッグイシュー日本 代表・NPO法人ビッグイシュー基金 理事長) 

1941年大阪生まれ。都市科学研研究所主任研究員、地域調査計画研究所代表などを経て、2003年より現職。地域プランナーとしてまちづくり方策、市民公益活動の制度化などを提案。NPO法人設立後、2001年にはシチズンワークスを立ち上げ、市民研究講を提唱。その第一号講である「ホームレス問題研究講」から雑誌「ビッグイシュー日本版」を生んだ。


「市民が市民をサポートする“敗者復活”応援事業」

『ビッグイシュー』はホームレスが街角に立って販売する、ホームレスしか売ることのできない雑誌。1991年にロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊。ホームレスの救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援することがミッション。

創刊から2007年5月までの3年9ヶ月で644名が販売者に登録、205万冊を販売、2億2,550万円の収入を提供。2007年9月には、自立の第2、第3ステップを支援するためのNPO法人「ビッグイシュー基金」(法人認証08年4月)を設立し、就業を含めた総合的なサポートの実現に向け邁進している。100%失敗すると言われた事業を市民とともに発展させてきた佐野氏の志と実践に学ぶ。


柴田励司  しばたれいじ
(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社取締役COO)

上智大学卒業後、在オランダ日本大使館勤務、京王プラザホテルでの人事制度改革に携わる。95年、マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング株式会社入社。2000年、日本法人代表取締役社長に就任。国内外の企業の組織・人事改革を数多くリード。07年3月の退任後、経営危機に陥っていたキャドセンターに移り、1年で同社を再建。08年6月、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社取締役COO。


「100年に一度の変革期におけるビジネス
               〜経済合理性から社会合理性へ」

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(通称CCC)は、ツタヤ、Tカード、デジタルハリウッドなどの事業を統括する持ち株会社。柴田氏は08年6月に取締役COOに就任。「変革とは人々の行動様式が変ること。世の中を支配していた「経済合理性」基準が「社会合理性」基準に変りつつある」と柴田氏。ビジネスも「競争」ではなく「共創」へ。価値の提供者と受益者の境界線がなくなっていき「顧客」という考え方も変わるのではという。ビジネスの最前線に立つ柴田氏より変革期におけるビジネスの視点を存分に学ばせていただきたい。


鈴木崇弘   すずきたかひろ
(「シンクタンク2005・日本」理事・事務局長)

東京大学法学部卒。ハワイ大学大学院等に留学(政治学・未来学専攻修士号取得)。総合研究開発機構、日本国際フォーラム、笹川平和財団、日本財団勤務、東京財団研究事業部長、(社)アジアフォーラム・ジャパン上席研究員、大阪大学特任教授・フロンティア研究機構副機構長などを経て現職。著書、編著に『日本に「民主主義」を起業する…自伝的シンクタンク論』、『世界のシンク・タンク』、『シチズン・リテラシー』など。

「政策提言中間指導」 @

塾生プロジェクトを一新塾代表理事青山貞一、「公共政策プラットフォーム」の小田正規氏とともにアドバイスいただく。政策シンクタンクで活躍する専門家の視点から、プロジェクト実現の実践的な知恵を学ぶ。

「シンクタンク2005・日本」は、「自由民主党と密接な関係を有しつつも、独立した有限責任中間法人。知と治を結ぶ“民主主義の道具”として、これからの日本の“国のかたち”、“国民の利益”等について政策的適合性のある政策研究や政策提言を行い、よりよい日本社会の構築」を目指している。

曽根泰教  そねやすのり
(慶應義塾大学大学院教授) 

1948年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒、同大大学院法学部政治学科博士課程修了。現在、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。この間、イェール大学政治学部客員研究員、オーストラリア国立大学客員研究員、エセックス大学政治学部客員教授、ハーバード大学国際問題研究所客員研究員を歴任。21世紀臨調・政治会議主査。鋭いジャーナリスティックな感覚を持つ学者として名高い。

「100年に1度の危機に、政治はどう立ち向かうのか?」

100年に1度の危機が叫ばれる中、政治が機能不全に陥っている状況が露呈している。曽根氏は、「21世紀臨調」の主査として「政治の構造改革」を小泉純一郎首相(当時)に提言。また、北川正恭教授とともに日本のマニフェスト導入に大きな役割を果たしてきた。

講義では、最新の政治動向を踏まえ、その裏にある問題の本質を明らかにしていただく。そして、私たち市民が新しい国づくり、地域づくりの主導権を持つために政治とどのように関わっていけばよいか、知恵を得る機会としたい。


高橋洋一 たかはしよういち (東洋大学教授) 

東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年大蔵省入省。理財局資金企画室長、調整課長、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)などを歴任したあと、2006年から内閣参事官。「小泉・竹中改革」の司令塔として、「郵政民営化」「道路公団民営化」「政策金融機関一本化」「公務員制度改革」を実現。2007年には財務省が隠す国民の富「埋蔵金」を暴露し、一躍、脚光を浴びる。

「さらば財務省!〜官僚主導から政治主導へ」

著書『さらば財務省!』にて高橋氏は、「有能な人間を無能にしてしまう―これが現在の官僚システム」と指摘。そして改革に抵抗する官僚との政策立案の生々しい攻防を綴ることで、問題を提起した。さらには、官僚主導の政治・行政を変えられるのは、霞が関の手の内を知る「脱藩官僚」であると江田憲司氏ら8名の発起人で「脱藩官僚の会」を設立した高橋氏より、改革を阻む政治システムの問題の構造を紐解いていただき、生活者主権の国づくりに向け、私たち市民がどのように切り込んでいけばよいか、考える機会としたい。

竹中ナミ  たけなかなみ
(社団法人プロップステーション理事長)

兵庫県生まれ。娘が重度の脳障害を持って生まれたことから、障害児の医療・福祉教育に独学し、娘とともに活動を続ける。91年に「プロップ・ステーション」を設立。コンピュータと情報通信を活用してチャレンジドの自立と社会参画、とくに就労の促進を目標に活動している。「プロップ」は支えあいを意味し、ニックネームは「ナミねぇ」。

「チャレンジドを納税者にできる日本に!
    〜ICTを駆使してユニバーサル社会の実現を目指す」

「私が死んだらこの子はどうなるのだろう?」
重度脳障害の娘を授かった母ナミねぇの切実な問題意識から生まれた「チャレンジドを納税者にできる日本」というビジョン。社会福祉法人化に必要な1億円の基金にビル・ゲイツの賛同を得、チャレンジド・ジャパン・フォーラムの記念講演への来日を説得するためペンタゴンに乗り込み、「ユニバーサル社会基本法」実現に向け、党を超え国会議員に働きかける。ビジョンを存分に語り、ムーブメントを広げつづけるナミねぇより、プロジェクト推進の知恵と姿勢を学ぶ。

玉田さとみ   たまださとみ
(学校法人「明晴学園」理事) 

1962年東京都生まれ。日本女子体育大学卒。TBS情報キャスターを経て放送作家。次男がろう児と診断されたことをきっかけに「手話で教育するろう学校」の必要性を痛感。教育界の数々の壁を乗り越え2008年4月、東京都の教育特区として、学校法人明晴学園を創設。保護者らと共に、学校設立に必要な7500万円の寄付金を6ヶ月で集める。日経ウーマンオブザイヤー2009リーダー部門入賞。

「日本初のバイリンガルろう教育を実践する
             〜自分たちの手で学校を創る!」

2008年4月、日本で初めて「手話」と「書記日本語」の「バイリンガルろう教育」を行うNPOろう学校が東京都品川区内に誕生した。立ち上がったのは玉田氏をはじめとするろう児の親たちとろうの青年たち。学校設立に必要な7500万円の寄付金を6ヶ月で集めた。これまでろう学校では、一般社会での意思伝達を重視し、70年以上、わずかな聴力を手がかりに発声練習を繰り返す「聴覚口話法」が原則だった。 「ろう児にとって母語は日本手話!クチパクや身振りではなく、手話で授業をして欲しい!」志を存分に語り、みちを切り拓いた玉田氏の姿勢から学ばせていただきたい。


中村哲雄   なかむらてつお
(前・葛巻町長(岩手県)) 

1948年生まれ。71年日大農獣医学部卒、葛巻町役場勤務、畜産担当。76年より葛巻町畜産開発公社に出向、63年〜専務理事。99年3月公社退職、同年4月町役場商工観光推進監。同年6月役場退職。同年8月葛巻町長就任、「ミルクとワインとクリーンエネルギーのまちづくり」を掲げ、2007年7月まで2期努める。

「逆境が創造の原点〜株式会社葛巻町の挑戦」

葛巻町畜産開発公社に民間会社の経営手法を持ち込み、葛巻町を「ミルクとワインの町」に仕立てた立役者である中村氏。99年の町長就任とともに氏は「ミルクとワインの町」のビジョンに「クリーンエネルギー」を追加。葛巻町は風力、太陽光、バイオマスで、町の電力自給率185%、エネルギー自給率80%の日本一の新エネルギー基地に。2008年には塾生有志で現場視察もさせていただいた。「逆境が創造の原点!」実績に裏打ちされた中村氏の地域経営力に学ぶ。


野上泰生 のがみやすお
(NPO法人ハットウ・オンパク理事・野上本館社長) 

大学卒業後、東京にて商社勤務を経て1994年に実家の旅館「野上本館」を継ぐ。1997年末に別府八湯竹瓦倶楽部を立ち上げてまちづくり活動をスタート。以降、ゆかたdeピンポンや路地裏文化祭など数多くのB級イベントを立ち上げオンパクに至る。旅館経営をしながら、NPOハットウ・オンパクにて3ヶ所の市営温泉の運営、オンパクの運営と全国展開事業を実施。NPO別府八湯トラスト事務局長も兼ねる。


「別府から全国へ!「オンパク」で地域資源を掘り起こす」 

オンパク(別府八湯温泉博覧会)は、別府市内に広がる8つの湯元全域でまちづくり活動から生まれたプログラム。 地域の普通の人たちの関心や一芸を活用した多彩なミニ体験交流プログラムが、約1か月に渡って集中的に開催される。

地域を活性化するだけでなく、地域リーダーとなる人材が育まれる「地域の苗床」とも言えるオンパクモデルが、今、全国各地に広がっている。商店主や企業人が本気になれば、まちは本当に元気になる!そのことを示していただいた野上氏の姿勢からまちづくりの知恵を学ばせていただきたい。


林冬彦  はやしふゆひこ
(一新塾理事・WEBプランナー・「平成維新を実現する会」事務局長)

1964年生まれ。 福岡県立修猷館高等学校卒業後、関西大学社会学部ならびに 同大学院にて社会心理学を専攻。(株)日本能率協会総合研究所に入所。主に地方自治体関連施策プロジェクトに携わる。その後、大前研一事務所を経て、株式会社クラウンインターチェンジプログラムス社プロジェクトマネージャー。同社取締役を経て、2007年に独立。現在、ウェブ関連ビジネスコンサルティングを専門とする「おおきにカンパニー」代表。


「広報戦略コンサルテーション」

「よいことやっていれば、いつかは広まる!」 果たして本当でしょうか?
  地域に変革をもたらした素晴らしい活動を見ていくと、そこには、練りに練り上げられた広報戦略が必ず存在する。自分たちのミッション、ビジョンを存分に発信し、共感が広がり、人を巻き込んでいくことで、社会に変革がもたらされるのである。

林氏は、心理学をベースにした「WEBビジネスコンサルティング」「WEB制作・運営プランニングサポート」「インターネットショップ起動支援」を専門とし、また、平成維新の会の活動に尽力した経験を持つ。プロジェクト活動の発信力をいかに研ぎ澄ますか?知恵と最先端の実践スキルを学ばせていただく。


藤田和芳   ふじたかずよし
(大地を守る会会長)

1975年出版社勤務を経て、有機農産物の産直グループ「大地を守る会」設立に参画。
1983年「大地を守る会」会長職 就任。有機農業運動をはじめ、食糧、環境、医療、エネルギー、教育などの諸問題に対しても積極的な活動を展開。「100万人のキャンドルナイト」「フードマイレージ・キャンペーン」にも取り組む。

「オルタナティブを事業化する!〜市民NGO企業 大地を守る会」

「農薬の危険性を100万回叫ぶよりも、1本の無農薬の大根を作り、運び、食べることから始めよう」。1975年、有機農業運動という市民運動として活動をスタート。農薬を使わない農作物をなんとか売ろうと始まり、共同購入や宅配事業へと展開。発足から30年を過ぎた今でも、揺るがぬ理念を基軸に、NGOとしての側面と、企業としての側面の両方を持って活動を広げている。望ましくないことがあっても、ただ「反対運動」するのではなく、代替案を提示して持続可能なように「事業化」し、経済的にも自立、自転させる。大地の会の理念と実践から存分に学ばせていただきたい。

藤村靖之  ふじむらやすゆき
((株)発明工房主宰)

工学博士。
73年より(株)コマツ技術研究所にて熱工学研究室長などを歴任。84年に(株)カンキョーを設立。発明した電子式空気清浄機クリアベールは、世界記録となる累積200万台を販売。
99年に(株)発明工房を設立。発明起業塾塾長、非電化工房主宰。著書に『さぁ、発明家の出番です!』(風媒社)、『愉しい非電化』(洋泉社)などがある。

「発明起業家のテクテクノロジー革命」

「テクテクノロジー」とは、テクテクと人間らしいペースで歩む科学技術。貧しい昔に戻るのではなく、新しい豊かさを愉しむ「非電化」の発明品を数多く生みだしてきた藤村氏の造語だ。
あっと驚くような発明品を生み出す藤村氏の発想力は、新しい問題解決で起業する上でも非常に示唆に富んでいる。

「事業の多くが社会を変えるに至らないのは、ビジネスモデルの発明がないから!」「原価+経費からではなく、顧客にとっての価値からスタートして考えよ!」「着想したら2週間以内に行え!」「試作して実験。3〜4回目で成功なんて夢物語。失敗の繰り返しは15回が基準軸!」など、藤村氏から問題解決・創造の極意を学ばせていただく。


堀之内克彦  ほりのうちかつひこ
(エムケーパーソナルセンター代表取締役社長
・一新塾OB)

慶應義塾大学法学部卒業後、本田技研工業梶Aソニー鰍ノ勤務。人事・労務、マーケティング、経営企画、生産管理などの業務を歴任。
91年、潟Gムケーパーソナルセンターを設立。人事・労務の総合コンサルタントとして、社員の採用から退職に至るすべての業務を総合的に支援。著書に『部下の力を引き出す10人までの人使い』(あさ出版)ほか。一新塾第12期生。



「プロジェクトの組織戦略コンサルテーション」

一人で何かにチャレンジするにも、仲間と協力して社会起業を成功させるも、何より自分のもっている強みを最大限に活かすことが不可欠。自分自身のできること、したいこと、すべきことを的確に把握し、どのようにしたら自分の強みを活かし、インパクトのある社会貢献ができるかを学ぶ。Mr.人事部長として、数々の企業で人事制度改革および組織風土改革の支援を手掛けている人事・組織コンサルタントの堀之内氏より、一人ひとりの個性を活かしたチームビルディング手法を学ぶ。そして、塾生プロジェクト活動に、その知恵を活かしていきたい。


前澤哲爾 まえざわてつじ
(一新塾理事・山梨県立大学教授) 

1951年生まれ。79年ソニーPCL株式会社入社、ハイビジョンプロデューサー、広報室長を経て、渉外部長をもって、02年退社。
本業の傍らフィルム・コミッション設立に奔走し01年に「全国FC連絡協議会」を設立、09年3月まで専務理事。05年4月に山梨県立大学国際政策学部国際コミュニケーション学科准教授に着任、09年4月より同教授。第1期生で、02年9月より一新塾理事。


「地域プロデューサー養成ワークショップ
                   〜「脱皮」人生で社会を変える」

99年、本業の傍ら「日本にフィルムコミッション(FC)設立を!」と、映像制作の撮影環境改善のための公共機関を作る活動を開始。 01年全国組織を設立、8年間で全国101ヶ所に設立される大きなムーブメントとなった。さらに、そのムーブメントは海を越え、前澤氏はアジア各国に奔走する日々を送る。「サラリーマン時代に仕事の合間をぬっての活動でも、これだけ出来る!」ということを実証していただいた。
自らのミッションを「映像を使った地域再生」と打ちたて、現在は、FCの活動と並行して、山梨県立大学教授として、まったく縁のなかった山梨のフィールドに飛び込む。地域の現場に軸足を置き「地域プロデューサー」として、映像を活用したまちづくりを実践。前澤氏からは地域活性化の知恵はもちろんのこと、限られたリソースでも、それを最大限活用しての市民ムーブメントの起こす手法を学ばせていただく。


松沢成文  まつざわしげふみ (神奈川県知事) 

慶應義塾大学を卒業後、松下政経塾に入塾。在塾中に米国で下院議員や州法務長官のスタッフとして研修を重ねる。1987年川崎市麻生区より神奈川県議会議員に立候補(無所属)、県政史上最年少議員として初当選。3期目の2003年に神奈川県知事選挙にマニフェストを掲げて出馬し当選。現在2期目。モットーは「現地現場主義」。2009年1月20日のオバマ米大統領の就任式に日本の政治家として唯一招待された。


「神奈川から日本を変える!〜道州制・首都圏連合への展望」

自治体首長の立場で、道州制推進の議論を牽引する神奈川県の松沢知事。自らのマニフェストにおいても「新たな広域政府『首都圏連合』を設置し、首都圏全体の政策を展開」すること、「130年経過した都道府県制から『道州制』に転換し、地域主権を実現」することを明記している。

松沢氏が描く、道州制実現後の首都圏、そして日本の将来ビジョン、実現へのアクションプランをお聞かせいただくとともに、松沢氏の揺るがぬ信念から学ばせていただきたい。


宮脇昭  みやわきあきら
((財)地球環境戦略研究機関国際生態学センター長)

1928年、岡山県生まれ。植物生態学者。広島文理科大学卒。西ドイツ国立植生図研究所研究員、横浜国立大学教授、国際生態学会長などを経て、現在、横浜国立大学名誉教授、財団法人国際生態学センター研究所長。その土地に最も合った主木を中心に多くの樹種を一緒に植え、植生の回復を図る「宮脇方式」を提唱。国内外1500ヶ所以上で実践。06年11月、環境界のノーベル賞とも言われるブループラネット賞を受賞。

「いのちの森づくり〜現場主義の森林再生」

防災・環境保全林、水源涵養林として機能する本物の森は「鎮守の森」に象徴される、土地本来のふるさとの木によるふるさとの森。しかし、日本人の92%が住んでいる広葉樹林帯を例にとっても、土地本来の森は0.06%しか残っていない。

土地本来の森を再生するべく、宮脇氏は、世界中に3千万本以上の木を「宮脇方式」と呼ばれる独自の方法で市民とともに植えてきた。80歳を超える現在も、現場主義を貫く宮脇氏より現場主義の真髄を学ばせていただきたい。


村上智彦  むらかみともひこ
(医療法人財団夕張希望の杜理事長)

1961年北海道生まれ。薬剤師として3年間札幌で勤務した後、金沢医大に入学。卒業後、自治医大を経て、東京の離島や瀬棚町(現せたな町)の診療所などで地域医療の経験。夕張市の破綻後、巨額の赤字を抱えた市立病院を、再び地域の医療拠点として立て直そうと夕張市立総合病院の経営を引き継ぐ。専門分野は地域医療、予防医学、地域包括ケア、チーム医療。

「地域医療再生の方程式〜「夕張希望の杜」の挑戦」

2006年に財政が破綻した夕張市。同時に市民病院の経営も破綻。委託費など市からの資金は一切出ない中、医師である村上氏が「医療法人財団 夕張希望の杜」理事長として経営を引き継いだ。村上氏は「せっかく破綻したのだから夕張市は日本で唯一「改善」ではなくて「改革」ができる町」と腰を据えて格闘。医師が疲れ果ててしまう原因であるコンビニ医療とも烈しく戦っている。財政危機、人口減少、高齢化のトリプルパンチは近い将来、我々の身近な自治体に襲いかかる問題。村上氏の日々の奮闘から、全国の多くの地域で教訓になる知恵を学ばせていただきたい。

村田早耶香   むらたさやか
(NPO法人かものはしプロジェクト共同代表) 

1981年生まれ。フェリス女学院大学国際交流学部卒業。大学2年の夏に参加した東南アジアのスタディツアーをきっかけに「児童買春という悲劇をなくしたい。世界の子どもたちが笑って暮らせる世界を創りたい」とかものはしを創業。日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006」リーダーシップ部門を史上最年少で受賞。

「カンボジアの児童買春被害を事業で解決!
         〜NPO法人かものはしプロジェクト」

かものはしプロジェクトは、カンボジアに8000〜15000人以上いる児童買春被害者数をゼロにするため、コミュニティファクトリー(職業訓練及び雇用創出)事業、PCスクール事業などを展開。特徴は「ビジネスでこの問題を解決する」こと。特に重要視しているのが「村人の自立性」と「事業の拡大性」。寄付に依存して村人が生きていくのではなく、スキルを育成することで、自活できるようサポートする。起点は「児童買春の悲劇をなくしたい!」という強烈なミッションと「絶対に私はやる」という覚悟。ミッション基軸のプロジェクト実践の知恵を学びたい。

森弘達  もりひろたつ
(高校教諭・一新塾OB)
 
1972年東京生まれ。
亜細亜大学卒業、米国オレゴン州立大学留学。現在、昭和薬科大学附属高校で進路指導部長として、生徒、教諭、保護者、卒業生、地域住民とともに教育改革に邁進。キャリア教育を中心に研究・実践。指導するディベート部は、ディベート甲子園全国大会出場など全国的に活躍。沖縄県次世代委員会委員など多方面で活躍。一新塾8・11・13期生。


「公共政策実践ディベート講座」

社会で問題になっている課題を取り上げ、ミニディベート試合を体験する。
これによって、社会の問題を「論理的に考える力」「相手を傾聴する力」「相手の立場に立って考える力」を育み、日々のチーム内での議論に役立てたい。

森氏は沖縄の高校で教師として日々生徒とディベートの鍛錬と切磋琢磨している達人。ディベートに慣れていない方もディベートの楽しさを味わってもらい、議論することに自信がつくプログラム。また、ディベートを切り口に社会変革に挑む森氏の姿勢から学ばせていただく。
森嶋伸夫氏
森嶋伸夫 もりしまのぶお
(一新塾代表理事
・一新塾事務局長)

1964年生まれ。88年慶應義塾大学卒、積水ハウス(株)に入社。「都市開発」「まちづくり」の仕事に携わり様々な立場の人たちとの出会いの中で、日本人が組織の論理の中で自分のミッションを犠牲にしていることに疑問を感じ一新塾へ入塾。タテ割りを超えて同志と繋がり協働することの計り知れない可能性を実感。

97年 政策学校一新塾マネジャーへ転職。大前研一氏の下で薫陶を受ける。 02年一新塾のNPO化に伴い、代表理事・事務局長就任。主体的市民養成プログラム開発に力を注ぎ、毎年30の「政策提言」「社会起業」「市民プロジェクト」のインキュベートを行う。12年で3000名の塾生が志を果たす道へ誘う人生の転機での相談役(メンター)。市民性を基軸とした新しい国づくり、地域づくりの支援に日々奔走している。


本科(東京)&地域科(大阪・福岡・名古屋)出張講座

「政策立案力養成ワークショップ」@A
「事業計画立案ワークショップ」 @A
「プレゼンテーション講座」
「ビジョンメイキング・プロジェクト設計」
「『6つの箱』のフレームワーク〜自己と社会の同時変革」
「タテ軸・ヨコ軸羅針盤〜ファシリテーター型リーダーシップ」
「起業のツボと事業再生のツボ」
「大前研一政策研究」
「一新塾チーム活動支援講座」  〜リーダー研修会 5回
                         チーム研修会 4回
「個人面談」

熱き思いをプロジェクト化する方法論をお伝えします。ゼロベースでありありと鮮明にビジョンを描く手法。「6つの箱」「タテ軸ヨコ軸羅針盤」のフレームワークで自分の人生と社会のテーマを交じり合わせて問題解決に挑む方法。同志とのシナジー効果を促進するチームビルディングの手法など、この14年間、一新塾に積み上げられた知恵の蓄積を獲得する機会とする。

今期のテーマは、
「試練の時代の新しい国づくり・地域づくり〜根っこ力で突き抜ける!」。



    
事前の合宿委員による準備(現役生)  →合宿開始!全体で共通テーマワーク・ミッション探究ワーク・プレゼンテーション・・・



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