■政策学校[一新塾]11期 塾生企画イベントワークショップ
『子供に接して、大人も育つ』
〜さまざまな立場の方の活動事例から学ぶ

日時:2003年3月30日(日)13:30〜16:30
会 場:一新塾セミナールーム

貴重なお休みをスタッフを含め、40名の方がワークショップ「子供に接して大人も育つ」のワークショップに御参加くださいました。主婦やOLの方、サラリーマン、教育関係の方、さまざまな立場の方が「子供のために何かできないか」と熱い志をもって来られているようでした。ワークの為、皆様には6つのグループの席になって座っていただきました。

緊張した雰囲気の中で企画したチームメンバーからの挨拶。
「是非、同じような気持ちをもった方々と共にみんなで学びあう場を企画し、なにか一つもってかえっていただきたいと考えています。そのあと、それぞれの方が、次の一歩が踏み出せるようにと思っています。」

【第1部】
◆「今日のワークショップに期待すること。」 各自取り組み。
◆チームメンバーで取り組みを共有、自己紹介、全体で共有。

【第2部】 活動事例から学ぶ


(1)耳から聞こう、言葉を楽しもう、母親が本を読むように
 
主婦という立場からのアクション〜
  
「おはなしの森」
  文京区立誠之小学校の読み聞かせグループ代表:安島さん


   『小学校3年生の子供がいます。子供達が自分の気持ちに
     ぴったりあった本に出会ってほしい。そのための一助
     となればと思い、活動しています。コミュニケーション
    は聞くことからはじまると思います。子供がよい方向に
    いくことを願ってできる範囲で長く活動してゆきたい。
    
    指人形をやったり、朝の読み聞かせだけでなく、一時間の
     イベントも時々やっています。子供達は言葉遊びをしながら
    さまざまな自分を表現をしてゆきます。子供たちから元気を
    もらっています。 』

   〜学校でお話している様子をスライドショーを見ながら〜


(2)「夢育の学び舎」学校づくりはコミュニティづくり

 校長という立場からのアクション〜
  三鷹市第4小学校校長:貝ノ瀬さん


   『最近の子供達はガッツがないように感じる。心豊かな
   生き方ができるようになるためには、従来の学校のシステム
    のままで は難しい。全般的に学校のパートナーとして地域
    の方に参加していただくよう、お願いしました。
    始めは20人くらいだったボランティアの方は現在150人
    くらいになり、企業の方も登録してくださっている。
   結果として子供達に力がつき、学校、地域が共に活性化
   している。現在、支援ネットワークの小澤さんを中心に
    NPO法人化し、自立した活動 をしていただく方向で
    動いています。三鷹全部を網羅できればと構想してます。


  キーワードは「スクールガバナンス。」
   統治型→民主主義。
  市民の力を信じ、パートナーとしてかかわっていただく。
  お手伝いではありません。
   ボランティアは保護者ではなく市民の方です。
  これは、市民参加型の社会のトレーニングなんです。


  〜テレビ放映されたビデオで学校の様子を見ながら〜

 定年後、市民の立場からのアクション〜
  夢育支援ネットワーク事務局長:小澤さん

 (NPO法人化予定)

   『60歳すぎて第二の人生です。
   シニアSOHOというNPOの会員でしたが、現在は
    夢育支援のNPO法人化にむけて動いています。

  私たちは、教育に参画して、先生のTCQを追求します。
  そのニーズに応じたアドバイザーを育てます。


(3)「市民講師ナビ」 〜誰でも先生、誰でも生徒〜

 サラリーマンの立場からのアクション〜
  NPO法人 愛知市民教育ネット:安井さん(11期塾生)

   『私はサラリーマンをしながら市民講師が学校で教える
   講座をするはたらきをNPOでやっています。
   もともとサマーセミナーで関わる仕組みはありましたが、
   ふだんの学校の現場にかかわれないかと。
   どこの学校で受け入れてくれるか、システム、と課題は
   ありましたが、現在土曜日の講座を展開しています。
   生徒にも市民の方にも好評です。できるだけ反省会や
   振り返りをするようにしています。

  これからの展開も地域密着型で展開します。やはり、
  それが 一番いいですね。他地区の方とは是非ノウハウ
  共有しあっていきたいです。


【第3部】 質疑応答、グループワーク


  質疑応答は、みなさんに「質問シート」を記入していただき、
   活動事例発表者の方からまとめてお答えいただきました。
  それも、本当に短い時間で、その後のグループワークも話
   がつきない
チームもたくさんありました。
  最後には会場いっぱいにみなさんの中から希望と喜びがあふれ、
   終了後も会場内では笑顔で話に花が咲き、この場を去りがたい
   様子の方々がたくさんいらっしゃったようです。
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 ある女性の方に「いかがでしたか?」とお聞きしたところ、
「すごくよかったです。限界感は自分がつくっていたんだなと
感じました。希望がもてました。私にも何かできそうです。」と
満面の笑顔で答えてくださいました。他の方の感想も「ここで理想が
すでに現実になっている話が聞けてよかった。もうすでに変わり
はじめているんですね。」というものもありました。
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時間のある方は「二新塾」で交流会をと帰りに呼びかけさせていただいたところ、20人くらいの方がこの場の熱気をそのまま持って行かれました。
今後はこの仲間でメーリングリストを立ち上げ、三鷹市第4小学校に活動を見学に行く話が持ち上がっているとのことです。
まず、司会の桐野から挨拶。メンバーもそれぞれが「ぜひ今日何かを持ち帰り、アクションにつなげていただきたい」という気持ちを伝えました。
「今日のワークショップに期待すること」を初対面の参加者の方々がチームで話をはじめました。活動事例の発表者の方々は会場を歩き回りつつ見守っています。どのような気持ちで来られたのだろうか、と。そこにはすでに同じ志を持った同志としての友情がすでに感じられました。優しいまなざしで耳を傾け、うなづきながらみなさんの志を深く受けとめつつ歩かれているのが印象的でした。
「できる人ができる範囲で、なんの資格も特技もなくても始められます。気持ちの通じる先生に恵まれました。」
「変化を恐れてはいけない。相手を変えようとするのではなく、まず自分が変わること。変化は進歩、チャンスである。変化の先頭に立とう!」
「60歳をすぎても第2、第3の人生があります。やるべきことはたくさんあります。」
「市民から学校に参加するためのチャンネルがあってもいいのでは。サラリーマンしながらでも関わってゆくことはできます。地域密着型ですね。」

平日お昼の一新塾
   「子供に接して、大人も育つ」ワークショップ
   
5/13(火)(10:30〜13:30)

3/30のイベント(上記)がとても好評だったので、その時の講演者のビデオを交えて平日のお昼に教育ワークショップをさせていただきました。
司会は現在一新塾アソシエイツの柳沢美樹子さん。柳沢さんは、フリーライター兼母親ですが、一新塾に加え、「おはなしの森」のボランティア活動もされているパワフルで明るい方です。是非、今回は平日の昼にしか一新塾に足を運べない方に先日の教育ワークショップを体験していただき、みなさまの痛みや問題意識を分かち合い、新しい道を開く可能性を共に考えたいと願われ、この企画をしてくださいました。

当日は赤ちゃん連れの方、子供さんを御両親に預けられて、仕事を抜け出して、などさまざまな状況の方が、なんとか時間をつくって参加してくださいました。どの方も状況は違うのですが、問題意識をはっきりと持たれ、「今の自分にできることはなにか」と探しておられました。

【プログラム】
@自己紹介 「教育に関しての関心や現在活動していることを絡めて」
Aビデオ「おはなしの森」安島さん ーーー質問タイム
Bビデオ「地域と学校の融合」講義ーーーー質問タイム
     三鷹第四小学校 貝ノ瀬校長
    NPO三鷹夢育支援ネットワーク 小澤事務局長
Cお昼のサンドイッチを食べながら感想を分かち合い
D一新塾事務局長から塾生の活動の紹介
 「アスクネット〜学校に市民講座を派遣する活動」安井さん
Eワーク「自分がこれからアクションを起こせそうなことは何か?」
F個人で取り組んだ アクションプランを分かち合う
G終わりの挨拶

今回参加された方の中には、PTAの会長をされている方もいらっしゃり、地域と学校の融合にはまだまだ問題があることなど具体的な悩みをお話されました。他にはこれから学校の役員になってどうしようかと考えはじめたばかりという方、自分の子供の可能性を開くには自分が変わらなくてはと考えられている方、会社で教育関係の仕事をしている方、など現在の状況はさまざまでした。
みなさんがそれぞれの背景や問題を共有されてゆく中で、ひとり一人の方の中から次の一歩が見えてくるような場となってゆきました。意見交換は大変盛り上がり、ワークショップ終了後も30分オーバーして分かち合いを深められました。
みなさま、本当にありがとうございました。

司会の柳沢さん。一新塾は男性が多いのですが、「お昼のワークショップをすれば、主婦の方や女性の方が参加してくださるはず」と喜んでこの企画を進めてくださいました。「初めてのお昼の会だから是非お昼にサンドイッチをサービスしちゃいましょうよ。食べながらいろんなことをお話してざっくばらんに皆様と出会えればいいですよね。」ということで一新塾の近所のサンドイッチ屋さんで皆様のお昼を御用意させていただきました。

お一人、台湾人の方がいらっしゃいました。御主人が塾生の方で、このワークショップに参加されることにしたそうです。「自分の子供の可能性をもっと開きたい」と熱く語られました。



「なんとなく門題意識はあっても、わざわざ焦点して話し合うことはなかったことを、このようにみなさんと取り組み、話ができてすっきりしました。いつもとちがう頭をつかって考えられたように思います。自分にも何かできそうな気がしてきました。今日は参加して良かったです。

ワークショップ終了後に参加者のお一人から、このような感想をいただきました。

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