一新塾講義録(5/27)

 松沢成文氏(衆議院議員)
 『郵政民営化へのシナリオ





●郵政民営化政策の意義

郵便局は全国に25000軒ある。地方ではコミュニティセンターの役割も果たしている。
郵政の仕事は「郵便貯金」「簡易保険」「郵便」の3つに分けられる。お金の流れは、「郵貯」(250兆)「簡保」(120兆)を入り口に財政投融資が出口となり特殊法人と流れている。こうした一連の体系が民間の参入、自由な競争を圧迫している。小泉改革の「特殊法人改革」と「郵政民営化」は一連のもの。
「簡易保険」は民間が同レベルの商品を提供してきているので既契約者には契約内容の保証すれば廃止してもよい。「郵便」については民間参入させるべき。「郵便貯金」については、金融のセーフティネットとして規模を縮小した形での決裁機能はもう少しあってもよい。民営化についてはドイツが参考になる。

●政局と郵政法案

今国会で「郵政公社化法案」の審議が始まったが、これについては小泉首相と「郵政民営化」を推進してきた。昨年総裁選の際に江藤・亀井派を引きつけ確実に勝とうとした際に小泉首相は「民営化」でなく、「公社化」で妥協したことに今苦しんでいる。「公社化」の段階と「民営化」の段階の2度の闘いを強いられる。最初から「民営化」でいっていれば1度ですんだ。現在、公社化で野中議員と一致点を見出していたが、民営化宣言で関係に亀裂。「郵政公社化法案」総務部会での政策の議論から、国対での政局法案になってきた。
小泉首相には解散・総選挙に踏み切る覚悟でやって欲しい。自民党にも民主党にも抵抗勢力がいるので、きちっと色分けするために、新党を立ち上げて解散するか、自民党公認を決めるにあたり、郵政改革を条件にするかだ。

●選挙に対するアドバイス

4つのPとひとつのMが大切。
Personality:人間性
Policy:信念
Passion:情熱・志
Propaganda:宣伝能力(仲間の力が大きい)
Message:国民の琴線に触れる一言。
Frontier ケネディ
Strong America レーガン
Change クリントン

朝の演説とビラ配り。15年間続けている駅だとビラの受け取る率が全く違う。とにかく長続けることが大切。また、ビラには、政策を伝えるだけでなく、双方向のアンケートを付けるとよい。(郵政民営化に賛成反対など、ごく簡単なもの。)16駅で配れば、200から多いときで400通返事がくる。そして、。必ず返事を書く。
(文責:森嶋伸夫)

 
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