| 一新塾ニュース 第45号 発行日:2001年11月30日 「私と一新塾」 山口絵理子(一新塾第9期生) 「小学4年生から政治家を目指して・・」なんて言ったらいつも笑われた。からかい混じりの驚きの返事を聞いてきたが、私の思いは今でもちっとも変わっていない。小さい頃から父の知合いの政治家が近くにいて、自然とそんな世界を夢見るようになった。しかし今は、大学で政治を勉強する中で「何をやりたい」ではなく「やらなければならない」ことが山積みの日本に対する使命感がモチベーションになっている。 そんな私が、一新塾と出会ったのはある友人からの薦めだった。半信半疑にホームページを見てみると私のような思いを持った人達の集まりだと分かり、その日のうちに申し込みをした。申し込みの欄には「志望動機」とあったが、殆ど衝動的に申し込みをしたのでこれを見て初めて動機を考えた。違う価値観の人達と出会いたい、政治についてもっと知りたい…。思いつく理由は沢山あるが、一番の理由は、ただ「そんな場所が私にはなかった」からだ。 今の時代、政治に関心のある若者なんて一握りで、まして女の子なんて言ったら珍しがられる。だから「政治の事、もっと色んな人ともっと色々語り合いたい。話したい。」そんな思いが実現する場所があるのだと知って、正直驚き、胸の高鳴りを感じた。 10月27日。一新塾入塾式。その日は大前塾長からの講義があり、8期生に対する中間指導が行われた。こんなことを言ったら塾長ファンの方々に叱られるかもしれないが、私は塾長の話よりも8期生の方々のプレゼンテーションがすごく印象に残っている。チームごとにテーマは異なり、感心するような政策や思わず反論したくなるような政策、色々あった。ただ共通しているのは、どの人も「一生懸命」だったということだ。私はサラリーマンではないから、よく分からないが、大変なんだろうなと漠然と思う。組織に入れば思うようにならないことや落ち込んでしまうことなんて毎日だろうと思う。でも一新塾にいるみんなは前に向かっていた。現状に何かしらの疑問や憤りを抱き、それを何とか変えようと、そしてよりよい未来を目指して色んな形で歩いたり、走ったりしている人達の集まりだった。 この日、改めて思ったことは「大切なのはどこにいるかではなく、どこに向かっているか」ということだ。 そんな空間にいれたこと、出会えたことに神様ありがとうという気持ちでいっぱいだった。自分がここで何ができるか、何を吸収できるか全く分からない。しかしこんな人達の中にいたら嫌でも前に進めるだろうと思う。落ち込んでなんかいたら誰かがお尻をひっぱたくだろう。それくらい私は一新塾にパワーを感じた。 学生の私が負けてはいられない。これからの一年間、一新塾で色んな経験をすることになるが、私の目標はただ一つ。 10期で入ってきた人達に、私が入塾式に先輩方から感じたパワーを今度は感じさせられる自分になることだ。 |