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           一新塾ニュース  第52号
           発行日:2002年2月22日


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「山崎拓議員への提言」

8期ビジョンコース
経済産業Bチーム 村上 啓

 皆さんこんにちは。一新塾ビジョン8期 経済産業Bチームの村上です。2月1日の山崎氏にプレゼンテーターをしました。今日はその時の体験と、今までの活動を振り返ってみて思うことを綴ってみたいと思います。

 私がそもそもここに参加したきっかけは、まだ私が学生だった当時、7期の合宿で飛び入りプレゼンをしたのがそもそものきっかけでした。当時を思えば、山崎氏のような大物にこの若さでプレゼンをすることになろうとは思っても居ませんでした。
 活動を振り返ってみて、ここまでになった要因は、ただ一つであると考えています。
 それは「実際に行動すること」です。
 たったこれだけの事ですが、実際にやる事がどれ程難しく、また価値のあることか、ここ数年痛感しています。

 私は実は「政治」と呼ばれるものが嫌いでした。政治批判や政策批評の類は、TVをつけても、居酒屋に居てもさまざまな場面で耳に飛び込んできます。またそのような評論家がたくさん居る世界、更に巷にあふれる評論家が口にするテーマは圧倒的に政治の話題が多く、世の中を振り返ってみて、これほど「批判」「批評」「論評」の類が多い世界は無いと感じていたからです。皆さんも「景気が悪いから・・・」「小泉政権は・・・・」などなどこんな批判を耳にすることは多くないでしょうか?しかし自分の可能性を広げるには、あえて興味の無い嫌いな分野に飛び込んでみるのも一興と思い、今期はFRIという我々の組織のメンバー数人とプロジェクトチームを結成し、参加しました。

 この我々のFRIという組織は、「次世代の価値観(=ファッション)を探ることで、ファッション業界を変えていこう」というコンセプトの元に、ファッションに興味のある若い人間がフリーで集まって構成されています。この活動は、もう3年間継続し、定期的に勉強会を開いています。

 実は我々がターゲットにしているアパレル・繊維業界も、政治の世界と同じく、既得権益者がはびこり、実行型の人間が少ない業界です。我々はそこへ「実行型組織」としてアプローチし、業界を変えていこうと考え活動しています。
 FRIの活動だけではなく、実際に我々の仲間には、ビジネスとしてこの業界を変えようとベンチャー起業した人間もおり、また他のメンバーも本業を抱えながら夜集まりビジネスの側面からもアプローチをしています。
 ビジネスの側面及び市民活動の側面からは、このように既に実際に活動し続けてきました。であるから、今期は一新塾で「政策」というアプローチで活動する事にしたのです。

 私は、実際に去年イタリアの生産地に行き、無理を言って現場を見させて貰ってきました。また今回の調査の為に、経済産業省に行き、関係する文献・情報ソースを当たりました。我々は、国内外の実際に現場で働く人間へ徹底してヒアリングを実施し、更に関係する法律・団体・海外事例・海外の政策などありとあらゆる分野を徹底して調査しました。先日の山崎氏のコメントにも含まれていた「繊維産業の雇用」についても、再雇用状況を実際に調べる為に、職業安定所に足を何度も運んだメンバーも居ます。

 このように我々は、批判だけではなく、実際に自ら行動し、何とかこの業界を良くしたいと真剣に考えています。この一新塾のスローガン「主体的な市民活動」にある、「市民活動」とは、決して政治批判やその他批評の類ではなく、また一新塾における「政策」とは、政治家や官僚の「政策」の真似事ではないはずです。
むしろ大げさかもしれませんが、「真剣に一生を賭けるぐらいの意気込みを持てることは一体何なのか?」「市民として、今の自分達にできる事は何か?」を具体的に考え、実際に行動に移していく事であるはずです。またこれからの政策のあるべき姿とは、中央集権型のトップ・ダウンアプローチではなく、もっと市民の視点から物事を捉えたボトム・アップアプローチ型であるべきだと思います。この様な市民活動から出てきた提案・案こそが、一新塾における「政策のあるべき姿」だと私は解釈しています。

 私は若干23歳の若造です。しかし実際に行動をしていけば、私のような青二才が日本の中枢にいるような人間にプレゼンをすることになったわけです。まさかこの様なことになるとは、数年前には思いもよらなかったことです。
 また我々の活動は、徐々に様々な方面に認知され、多少なりとも影響力を持つようになってきました。私が学生の時に、最初たった3人で始めたFRIの活動が、ここまで具体的になり、拡大したのも全て「実際に行動」してきたからだと思います。
 私自身もまた我々のチーム及び政策も、まだ足りない部分は多々あります。しかしこれからも主体的且つ実際に行動をし続ける事で必ず成果に繋がっていくはずです。

 若干生意気を申し上げましたが、上記が今回一新塾に参加して今までを振り返り感じた率直な感想です。

 最後になりますが、これからも「主体的市民」を創出する一新塾であって欲しいと思うと同時に、我々も今後とも自分達の夢に向かい尚一層活動していきますので、何卒応援のほど宜しくお願いいたします。それでは、また。

一新塾 8期 ビジョン 経済産業Bチーム 村上 啓
【FRI HP】
http://www.iris.dti.ne.jp/~kawait/index.html