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        一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
        【第105号】 発行日:2003年10月3日
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【目次】
 ●草の根からの生活者維新レポート
  「FRI & Associates NPO設立宣言へ」 河合拓 氏(第7期・8期OB)
 ●市民からの行動のヒントをお伝えします!
   ・第13期説明会(10月7日、ほか)
   ・「政治の世界にビジネス感覚を活かしたら?」(10月9日)
   ・「ソーシャルアントレプレナーへの転身」(10月13日)
   ・「日本にチャータースクールを実現させる!」(10月14日)
   ・「衆院選とマニフェスト」(10月17日)
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皆さま、こんにちは。事務局の森嶋です。
まずはインフォメーションです!

10月1日発売の雑誌『Newsweek』日本版に「キャリアアップガイド特集」と
して一新塾が紹介されています。
メルマガでは何度かご紹介させていただいた
一新塾OBの深田智之さんにもメッセージをお寄せいただいています。
書店・コンビニエンスストア等でぜひ手にとってご覧いただければ幸いです。
  ※表紙の写真はコチラ → http://www.nwj.ne.jp/

さて、本日はメルマガ第93号にて「個人発の産学協同プロジェクト」にチャレ
ンジした体験談をご紹介いただいた河合拓さんより、卒塾後もますます加速する
プロジェクト活動の“続報”をお知らせいただきました。
仕事の合間をぬって仲間と続けてきた活動がいよいよNPO法人化するそうです!
 

    ◆◆ FRI & Associates NPO設立宣言へ ◆◆
  
                         一新塾第7期8期生
                              河合 拓
 NHKから取材の申し込みがきたのは、今年の初夏のある日だった。NHK
は「プロジェクトX」の次の番組に、日本のファッション業界を取り上げよう
と企画をしているらしい。私たちは一新塾第8期で繊維業界構造改革プランを
立ち上げ、草の根運動を繰り広げていたのである。このような派手な活動を批
判する一部の人たちもいるが、自分たちの主張を広く世に広め、実現化に向け
ての一歩を踏み出すことは決して悪いことであるはずがない。私たちは、単な
る評論家に終わりたくないから、4,000通にも渡るメーリングリストの意見交
換をプロジェクト化して、それを実践しているのだ。

 私たちFRIの活動は、今年NPO法人となり、ますます拡大の一途をたどっ
ている。先月8月には某ラジオ番組から取材が入り、FRIの声は全国20,000人
の耳に届いた。また、昨年よりはじめていた、大手商社との産学協同の取り組
みは、日本で初のボランティア団体によるアパレル産学協同プロジェクトとなっ
て大成功を納め、WEBのサイトアクセス数は5倍になり、売上げも増加している。
また、このプロジェクトは各種新聞やメディアにも取り上げられた。現在は、
日本で最も内定の確立が高いFRIの就職支援会を専修大学とタイアップし、本
格的なプログラムとして開始し、社会人と学生が共に学び合う場としての
Interactive Educational Programを行っている。

 FRIとは、志高い社会人や学生が報酬や見返りを期待せず、純粋に社会貢
献をしたいという思いが結集してできあがる、全く新しい形のプロジェクト型組
織である。その根底には、批判、反論のみを繰り返す評論家集団から脱却し、結
果を残したい、というプロフェッショナル達が、自ら実践することを持って身近な
社会にインパクトを与えようという思想がある。結果を出すために必要なものは
情熱と継続力だ。
国籍、肩書き、学歴、年齢などは一切通用しない世界である。
私たちの組織には、日本人以外にも様々な国籍をもった人がいるし、会員の最も
若い人と最も年を取った人との年齢差は、30歳もある。経営コンサルタントもい
れば、大学教授もいるし、フリーターもいる。このような表面的な色分けは、
FRIには一切不要なのだ。
私たちは熱い志をもった皆さんとお会いするのを楽しみにしている。
http://www.fri-associates.com



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