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      一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
     【第172号】 発行日:2005年2月10日

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▼目次
■講義ノート『発明家から学ぶ起業の極意』藤村靖之氏(発明工房主宰)
■ イベントのお知らせ
(1)「一新塾入門ワークショップ〜新しい社会の問題解決手法を体験!」
【 東京 】2月26日(土)13:30〜18:00
【名古屋】3月19日(土)13:30〜18:00
【 大阪 】3月20日(日)13:30〜18:00
(2)「『政策担当秘書』へのご招待!」
4月15日(金)19:30〜21:30
http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/ev_mosikomi.html
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皆さま、こんにちは。事務局の森嶋です。
2月に入り、昨年11月入塾の15期生がチーム編成のために活気づいています。
6日には、思い思いのテーマを掲げた提案者が、同志獲得のためにプレゼンし、
仲間を募りました。どの発表からも志・切実感がまっすぐに伝わってまいりま
した。
14期生は、卒塾にむけて追い込み段階! 講師としてお越しいただいた志木市
の穂坂邦夫市長、埼玉県の上田きよし知事に直接提言をぶつけました。
そして、来週は、いよいよ韓国との草の根交流の第一弾として一新塾有志に
よる視察団で訪韓いたします。視察のご報告は改めてさせて頂きます。
さて、今回は1月12日に行われた発明家・藤村靖之氏の講義の一部をご紹介
させていただきます。

一新塾講義ノート(2005/1/12)■■◇◇■■◇◇■■◇◇■■◇◇■■
         「発明家から学ぶ起業の極意」
■■◇講師:藤村 靖之 氏(株)発明工房主宰(株)非電化工房主宰◇■■

●司会塾生による授業計画(抜粋)
今回の講義のねらい。
“何のために起業をするのか”という起業をすることの本来の目的を再確認
すると共に、さらに発明家である講師の起業の極意を学んでいきたい。
そして、塾生自身が今後、ミッションの追求やチームプロジェクトの活動に、
より一層の深みをだしていけるような場にできたらと思っております。

●藤村氏の講義中の発言より

「現在、起業家の役割が足りない。政治家も起業家もすこしでいいから、
金持ちの方ではなく、本当に困っている人の方を向いて、金持ちになって
めぐんであげようという日本のODAのような発想ではなく、一緒になって
ビジネスモデルを考えて現地に産業をおこすことを考える人がいたら、とて
もすごいことが起こると思います。起業家も大きな価値を発揮できます。」

「こんないいものが出来た、売れないはずないじゃないかと思う人が多いけど、
そんなことはない。けっこう売れない。1万個つくっても、5個しか売れない、
そんなものです。新しい物は本当に売れない。発明は簡単、大変なのはテーマ
を発見すること、ビジネスモデルをつくることです。売れる、儲かる、立ち上
がるビジネスモデルづくりです。」

「欲望で支配する時代から共感がエネルギーを生む時代に、インターネットに
よって販売の自己増殖が生まれるメカニズムが生まれやすくなりました。昔で
は考えられないこと。未来永劫、ビジネスは質をあげ続けなくてはならないも
の。でも勝手に質があがるメカニズムが(自己改質)生まれればよいビジネス
になります。」

「”自分が得意な分野で儲けが重なる”がおじさん世代。
でも私は、”いいことと好きが重なる”ところで発明を、と言うようにして
いるのです。」

「ビジネスとは何か、お客に価値が生まれ、企業に利益が生まれるもの。でも
そこから先が間違っている日本の起業家が多い。ビジネス不等式が必要なん
です。」

●塾生アンケートより
・すごく説得力がある話だった。ビジネスの極意を知った。
・問題意識を行動に結び付けていることの大切さに気付かされた。
・講師の生き方は問題解決のフォーマットがまわっているが、自分は、、、。
・ 論理的且つ、情熱をもって生きる姿勢は自分にはないと感じた。
・今日の講義は、抽象論と具体論と実際の活動の紹介がうまく噛み合って
 話の展開がとてもスムーズだったので、わかりやすく、今後の活動に
 活かせそうだ。
・発明というものが、どういうものなのかがわかった。
・テーマが非電化と起業にしぼられていて、マーケティング戦略、売れる仕組
 みビジネスモデルづくりが大事だという話は「なるほど」とよくわかった。
・発明の視点から始まって、社会、政治を考えることができた授業だった。
・発明は難しくない、重要なことは人に喜ばれることや必要とされるテーマを
 いかに見い出すのか、見出せるかなんだと分かった。

藤村氏の講義の様子は写真を交えて一新塾HPでもご紹介しています!
ぜひ、ご覧ください。
http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/kogiroku/kk_050112.html

   ◆新しい問題解決の体験をしてみませんか?◆
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   一新塾入門ワークショップ   ★お申し込み★
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国の問題、地域の問題、企業の問題・・・と、どこを見ても問題が先行して
いる今、一人一人が具体的に解決していく力。創造していく力が問われてい
ます。私たちのパワーこそが従来の社会システムに変革をもたらすエネルギー
源であり、「政策」「市民プロジェクト」「社会起業」はそのためのツール
です。「一新塾入門ワークショップ」では、政策立案・社会起業の経験のない
方でもビジョンを描き、その実現に向けて市民参加で社会の問題解決をする
スキルを学びます。
一新塾オリジナルの問題解決フレームワークをワーク形式で体験できる絶好の
機会です。“誰もが新しい国づくり・地域づくりに参加する時代”を切り拓く
知恵とスキルをお伝えさせていただきます。
ぜひ、ご参加下さい!
【東京会場】 日時:2005年2月26日(土)13:30〜18:00
     会場:一新塾セミナールーム
     [住所]東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F
【名古屋会場】日時:2005年3月19日(土)13:30〜18:00
     会場:名古屋芸術創造センター大会議室
     [住所] 名古屋市東区葵一丁目3番27号
     [地図] 地下鉄東山線「新栄町」下車1番出口を北へ徒歩3分
【大阪会場】 日時:2005年3月20日(日)13:30〜18:00
     会場:エール学園1号館109号室
     [住所] 大阪市浪速区難波中3-9-3
     [地図] http://www.ehle.ac.jp/so.html
 
 内容:仮説思考・ゼロベース思考・ファシリテータースキルなど、
     社会の問題解決をするために必要なスキルをワークを通じて学びます。
     ●自分の強みはなんだろう?自分はどんな力が発揮できるか?
     ●問題解決のフレームワークとは?
     ●ロジカルシンキング は問題解決に欠かせない。
     ●21世紀はどんなリーダーが求められているか?
     ●21世紀のメンバーは今まで全く違う?
    [課題1]:組織の落とし穴を考える
     某メーカーの例を取り上げ、個人の資質が最も発揮され
     るシステムを提案していただきます。
     問題解決のフレームワークをじっくり習得できます。
    [課題2]:現在もっとも社会に必要とされている切実な課題を
     ワーク。本気で取り組みます。チームでビジョンを定め
     て、短時間でプレゼンテーションまでしていただきます。
     限られた時間の中でチームワークを発揮してどこまで
     できるか。挑戦していただきます。
     ワークの内容はいくつかご用意指せていただいています
     が、メンバーによって決定させていただきます。
講 師:森嶋伸夫(特定非営利活動法人一新塾代表理事・事務局長)
参加費:3000円(当日、受付にて承ります)
定 員:25名(先着順)

◆永田町は自分とは遠い別世界だとは思っていませんか◆
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『政策担当秘書』へのご招待! 2005年4月15日(金)
         ★お申し込み★
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皆さま「政策担当秘書制度」をご存知でしょうか?
政策担当秘書資格試験は、広く開かれた試験によって、社会人経験を経た方が
公共政策形成にゼネラリストとして携わることのできる数少ないルートです。
優秀な資格試験合格者を政策担当秘書として採用する国会議員も増え、資格試
験合格者から6名の国会議員を輩出する等、試験合格者の活躍の場はますます
広がりつつあります。
そこで前半は、現在政策担当秘書として活躍されている方々から、試験を目指
した動機と採用に至るまでの経緯、実際に政策立案に携わった際の経験等に
ついて聴き、政策担当秘書制度への理解を深めていただきます。
後半の座談会では、今後の政策担当秘書のあるべき姿について議論を深めて
いただきます。参加者の方からも日頃の疑問や資格試験について分からない
ことを適宜質問していただく予定です。
ぜひ、ご参加をお待ちしております!

日時:2005年4月15日(金)19:30〜21:30
会場:一新塾セミナールーム
[住所]東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F

内容:政策担当秘書制度への理解を深めていただくとともに、
   政策担当秘書の将来像や可能性についてパネル形式で議論する。
●政策担当秘書資格試験はどのような試験か?
●どのようにして合格し、政策担当秘書として採用されたか?
●合格後に広がる活躍の場。
[第1部]:私が政策担当秘書になった理由
[第2部]:政策担当秘書制度の課題
モデレーター:大西 健介 氏(衆議院・馬淵澄夫事務所)
パネラー:佐々木孝明 氏(参議院・松井孝治事務所)
     :川口 良治 氏(参議院・白 眞勲事務所)
             ほか3名程度 以上予定
参加費:一新塾生・卒塾生/無料
一般/500円(当日、受付にて承ります)
定員:70名(先着順)
参考:参議院ホームページ
http://www.sangiin.go.jp/japanese/jimukyok/hisho/hisho.htm 
問合先:特定非営利活動法人一新塾



   



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