☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆
         一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!〜
            【 第357号 】 発行日:2008年10月17日
☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆

目次
■ プログラム紹介
     『 一新塾の「行動実践型」プログラムとは? (3)』
            〜第3ステージ:社会実験期 〜

                   一新塾代表理事・事務局長 森嶋 伸夫

■【 参加者募集 】第23期講座&説明会(無料)
     → http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html

  ・東京会場 10月18日(土)15:00〜17:30
          10月22日(水)19:30〜21:30
          10月26日(日)15:00〜17:30【追加開催】

   ・沖縄会場 10月26日(日) 18:30〜20:00

========================================================

メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
この10月で、一新塾設立14周年を迎えました。
設立から今日に至るまで、市民発の数々の社会変革実験がなされ、
3000名の主体的な市民が輩出されました。
最近では毎年30近く、「政策提言」「社会起業」「市民プロジェクト」
などの社会変革実験をしています。

さて、今回は「行動実践型教育」のプログラム紹介の第3弾。

第1ステージ:ミッション 探究 期
第2ステージ:問 題 発 見 期
第3ステージ:社 会 実 験 期
第4ステージ:プロジェクト展開期

上記の「4つのステージ」の内、
第3ステージ「社会実験期」についてのご案内です。

■■■■■■□──────────────────────
■■■■■
■■■■ 一新塾第23期 プログラム紹介
■■■  
■■      『 一新塾の「行動実践型」プログラムとは?(3)』
■■■
■■■■          〜第3ステージ:社会実験期〜
■■■■■■□   
   


●価値観の押し付けはしない。ただ行動するのみ!

一新塾には、価値観の押し付けは一切ありません。
Aという考え方の講師がいればBという考え方の講師にも来てもらい、
塾生は多様な価値観に触れることができます。
そして、「自ら信じる答えを見つけ出したら、次に必ず行動してください!」
というのが、一貫した教育方針です。
どんな社会の問題も原因を外に迫るのではなく、自分に迫ります。
自分自身の日頃の姿勢、考え方、生き方が問われることで具体的な
ミッションに生きるための鍛錬となっています。

●政策か?社会起業か?市民プロジェクトか?

「政策提言」による問題解決は、提言することで議員や行政を動かし、
法律や予算などに考えを反映させます。機動力に欠ける面もありますが、
施策が実施されれば、社会の枠組みそのものが変わることとなり、
大勢の人たちに影響力を持ちます。
一方、「緊急に何とかしなければ!」と機動力が求められる場合には、
「社会起業」OR「市民プロジェクト」です。自ら、ヒト・モノ・カネ・情報を
マネジメントして今すぐ行動。解決策を対象の方々に対して実行してゆきます。

●チームビルディング

企業でのチームビルディングと市民プロジェクトでのチームビルディングは
性格を異にします。市民プロジェクトの場合は自発性に基づくためミッション
の求心力が何にも勝ります。また、バックグラウンドが違う者同士だからこそ、
協働した時のパワーや創造力は計り知れないものがあります。一新塾には、
価値観が違う方同士でも存分に協働し合える方法論が蓄積されています。

  ・ファシリテーター型リーダーシップの体得
   ・タテ軸ヨコ軸リーダーシップ
   ・6人で10人分のアウトプットを生み出すチームビルディングの方法論
   ・経験豊富なOBOGの運営スタッフが塾生チームをアテンドするシステム
   ・OBOGのプロフェッショナルの経営コンサルタントが随時サポート

●タテ軸ヨコ軸の新しいリーダーシップ論

毎年、30近くのチームプロジェクトが立ち上がり、実験を繰り返しながら
進化させます。
こうした活動の蓄積を振り返る中で発見がありました。それは理念のタテ軸と
協働のヨコ軸が存分に響き合ったときに活動が大きく展開するということでした。
タテ軸リーダーは「ディレクター」。ヨコ軸リーダーは「プロデューサー」。
新しいリーダーシップ論が従来の限界を突き破ります。

●コンサルティング

その道の第一線で活躍されているその道の第一人者による
「政策提言」「社会起業」「市民プロジェクト」に対しての親身の
コンサルティングの機会を随時、ご用意しています。

●講義の中で、社会変革実験!

一新塾では講義の中でも、議員・自治体首長に政策提言する機会は随時あり、
それをきっかけに、具体的に塾生の提言が実現したこともあります。
また、自らの事業プランを社会起業家に直接ぶつけてブラッシュアップする
機会もあります。
さらに、経済面・社会面の両方を視野に入れて日々地域経営の実践をされて
いる首長の視点は、社会起業にとっても知恵の宝庫です。

------------------

第3ステージ「社会実験期」では、思いを現実のものとするための、
「プランニング」→「実践」→「振り返り」を繰り返しながら、
現場主義でプロジェクトを進化成長させていきます。

あくなき実験精神で果敢なチャレンジに挑み続ける23期の講師の方々。
今回のお二人です。

■「若者」「馬鹿者」「よそ者」がいれば町は動く!
  山内道雄氏(島根県・海士町長)

超少子化・超高齢化に直面した島根県の隠岐諸島の離島、海士町。
NTTを退職し52歳で島に戻り、町長となった山内氏と
“日本一安い給料で日本一働く職員”を中心に、破綻間近の
町財政の立て直しに着手します。
年功序列をやめて推薦制へ、日本一安い職員給与体系といった
リストラから、サザエカレーの開発などの「島をまるごとブランド化」
まで、小さな自治体だからこそのフットワークを存分に発揮します。
「若者」「馬鹿者」「よそ者」がいれば町は動くがモットー。
日本海に浮かぶ小さな島で始められたことは、どの地方自治体でも
できるはず!と、離島から日本変革に挑みます。

■オルタナティブを事業化する!藤田和芳氏(大地を守る会会長)

「農薬の危険性を100万回叫ぶよりも、1本の無農薬の大根を作り、
運び、食べることから始めよう!」と、1975年、出版社勤務を経て、
「大地を守る会」設立に参画。有機農業運動という市民運動として
活動をスタートしました。
農薬を使わない農作物をなんとか売ろうと、共同購入や宅配事業へと展開。
発足から30年を過ぎた今でも、揺るがぬ理念を基軸に、NGOとしての側面と、
企業としての側面の両方を持って活動を広げている。
望ましくないことがあっても、ただ「反対運動」するのではなく、
代替案を提示して持続可能なように「事業化」し、経済的自立も果たす。
「100万人のキャンドルナイト」「フードマイレージ・キャンペーン」など
先進的な取組みにも挑み続けています。

いかがでしょうか?
現場に飛び込み、現場の問題を吸い込み、常にPLAN→DO→SEEを回し続けて
挑戦し続ける姿勢を学ばせていただきたいと思います。




一新塾ニュース「今のニッポンを変えろ!」メールマガジンのページに戻る