☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆
         一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!〜
            【 第358号 】 発行日:2008年10月19日
☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆

目次
■ 塾生活動レポート
              『 うつ病と日本 』
                              第21期生 澤登和夫

■【 参加者募集 】第23期講座&説明会(無料)
     → http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html

  ・東京会場 10月22日(水)19:30〜21:30
          10月26日(日)15:00〜17:30
          10月29日(水)19:30〜21:30

   ・沖縄会場 10月26日(日) 18:30〜20:00

========================================================

メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
警察庁のまとめによりますと、日本国内で昨年1年間に自殺した人は、
前年に比べ2・9%(938人)増の3万3093人。
このうち「うつ病」が原因・動機とみられる人が約18%に当たる6060人。

さて、今回はこの問題に立ち向かうために、うつ専門カウンセラーとして
起業された澤登和夫さんに『うつ病と日本』をテーマにメッセージをいただき
ました。

■■■■■■□──────────────────────
■■■■■   塾生活動レポート
■■■■       
■■■             『 うつ病と日本 』
■■■■     
■■■■■
■■■■■■□              一新塾第21期  澤登 和夫

 物質的に満たされた現在の日本、一方で幸せだと感じている人はどれだけ
いるのでしょうか。2006年に行われた、英国シンクタンクnefの調査による
幸福度ランキングでは、日本は178か国中、95位でした。幸せを感じる人が
少なく、多くのストレスを抱えた現代社会では、うつ病が蔓延しています。

 企業では、サラリーマンの10人に1人が、うつ病やうつ病予備軍であるとの
データもあり、特に、私と同じ世代の30代でうつ病で苦しんでいる人が増えて
います。結果として、日本の自殺者の数は10年連続で3万人を超え、とどまる
気配がありません。身近な人に打ち明けることができず、孤独を感じている
うつ病患者は多く、一方で、それを取り巻く人たちはどのように接していいか
わからず、苦労しています。

 このような、うつ病蔓延社会の原因には様々な要因がからみあっています。
労働環境の悪化、コミュニティの崩壊、目標の喪失、偏差値教育などの弊害による、
困難を乗り越えて前向きに生きる「へっちゃら力」が無い人の増加。そして、
うつ病に対する正しい認識の不足が、問題に拍車をかけています。今後、少子化
高齢化が進み社会構造が変化していく中、この問題に社会全体で取り組むことは
急務といえます。

●「うつ病蔓延社会」から「うつ病円満社会」へ

 このような「うつ病蔓延社会」を「うつ病円満社会」に転換することが、
私の一生涯のミッションです。

「うつ病円満社会」とは、うつ病で苦しんでいる人も、そうでない人も、
寄り添って共存できる社会、つまりうつ病に対する偏見やこころの壁がない、
ユニバーサル社会です。

周囲の人にうつ病を気軽に打ち明けられる社会を創ることで、
重度のうつ病に陥る人を減らし、多くの命を救うことができます。

●事業を開始して、見えてきた問題

 このような社会的背景の中、私は今年の3月29日、34歳の誕生日に
うつ専門カウンセラーとして起業しました。私のベースになっているのは、
私自身の5年半のうつ病体験です。

どん底を経験したからこそ、昔の自分と同じように辛い思いをしている人を
支えたい、その強い信念で、プロとしてカウンセリングを始め、
約半年で100名近い方々の悩みをお聞きしました。
社会的ニーズと責任の重さをひしひしと感じています。

うつで苦しんでいる人の話をお聞きしながら、現状の精神科医療に関する
様々な問題も浮かび上がってきました。3分間診療、初診は1ヶ月待ちの
クリニック、薬物をパズルのように利用したり、患者の話を聞かずに話をさえぎる
精神科医。全ての精神科医やクリニックに問題があるわけではありませんが、
私自身も同じような経験をしてきました。これは、医者各々の問題だけでなく、
精神科医に頼りすぎる行政の問題でもあります。

 幸いにして、この問題には多くの著名人が関心を持っています。
私は、昨年の11月から一新塾で学んでいますが、講義やコンサルテーションを
通じて、この問題に関する意見交換をしてきました。

例えば、年金問題で有名な民主党の代議士である長妻昭氏、
そして、宮崎県知事の東国原氏にも、事務局を通して療養施設に関する政策提言
に答えて頂きました。誰もが、この問題の解決策を模索している同志です。

●うつ病プラットフォーム設立へ

 多くの同志とも連携しながら、私はカウンセリングを継続しつつ、次の2点に
力を入れていきます。

ひとつは、私自身がこれまでのうつ病体験をもとに、うつ専門カウンセラーの立場
でうつ病に関する啓発活動を積極的に行うことです。講演会や勉強会を増やして
いきます。

ふたつ目は、当時者の声を集約したプラットフォームの設立です。
多くの当事者の声を力として、精神科医療の問題や企業での問題に対して、
独自の解決策を取り入れた政策提言を行っていきます。

このために私は、一新塾もあと1年継続することに決めました。新しい同志と力を
結集し、日本を「うつ病円満社会」にするために、日々走り回ります。

(参考HP)
  「さわとんメンタルカウンセリング」 http://sawaton.com

 




一新塾ニュース「今のニッポンを変えろ!」メールマガジンのページに戻る