2009/03/26【一新塾ニュース】第374号
『軽度発達障害児と保護者への支援で社会起業!』


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         一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!〜
          【 第374号 】 発行日:2009年3月26日
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■ 塾生活動レポート

       『 軽度発達障害児と保護者への支援で社会起業! 』

                             第23期生 やまもとまゆみ
                
■【 参加者募集 】第24期説明会

   東 京 :4月 8日(水)19:30〜21:30/4月11日(土)15:00〜17:30 ほか
   大 阪 :4月25日(土)13:30〜16:00 
   名古屋 :4月26日(日)13:30〜16:00
   福 岡 :4月29日(水祝)13:30〜16:00

  ★お申込→ http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html

■【 参加者募集 】一般公開講座

   ●2009年4月11日(土)19:00〜21:00
   
    湯浅 誠 氏 『「すべり台社会」からの脱出 〜 貧困問題の本質に迫る 』

  ●2009年4月17日(金)19:30〜21:30

    塩見直紀氏『“半農半X”というライフスタイルで社会を変える! 』

   ★お申込→ http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/ev_mosikomi.html

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 メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
  WBCの決勝で最後を締めくくったのは、やはりイチロー選手でした。
ところで、青木選手は「イチロー選手に依存してはいけない。自分が頑張らないと!」
と奮起したそうです。その意味では、イチロー選手の前半の不調があったからこそ、
侍ジャパンの他の選手の主体性が存分に引き出され、世界の舞台でも活躍できるよう
育まれたのではないでしょうか?
そして、もし、それがイチロー選手によって計算されたものであったとしたら、
それこそがまさに“神が降りてきた!”ということかもしれません。
教育者としてのリーダーシップは、一新塾の今年のテーマです。

 さて、今回は、女性や子どもたちが安心して楽しい毎日が送れることを目指し、
軽度発達障害児と保護者への支援に、大阪で社会起業家として奮闘している
23期やまもとまゆみさん(L.O.F教育センター代表)より熱きメッセージを
いただきました。

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■■■■■ 塾生活動レポート
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■■■     『軽度発達障害児と保護者への支援で社会起業!』
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■■■■■■□□□□        一新塾第23期  やまもとまゆみ

  一新塾とのご縁は、昨年東京であった前田出氏(一新塾13期生)の「新家元制度」
のセミナーに大阪から参加させていただいたことに始まります。主催していたのが
一新塾で、それをきっかけに説明会に参加し入塾しました。
 ここで学ばせていただく中で、今まで温めてきた私自身の夢をなんとしてでも
実現させたいという強い思いに駆られています。

■軽度発達障害の課題

 私が取り組んでいる社会的な問題は『軽度発達障害』と呼ばれる学習障害や
ADHD、アスペルガー症候群などの症状を抱える子供たちとその保護者の方々への
支援です。障害という名がついていますが、重度の障害と違い見た目は健常児と
同じですし、話してみてもなんら普通の子供たちと一見変わった所がない子供たち
も大勢います。
  約2年ほど前からようやく公立の小、中学校では特別支援教育ということで支援
らしきものは出来ましたが、それも学校格差が大きくまだまだ行き届いていないの
が現実です。しかも、専門家といえる教師ですら、まだまだ知識や理解が少なく
正しい支援がなされていないのが現状です。また、地域社会では殆ど理解や支援は
皆無と言っても過言では無いほどです。

■この事業を進めていく決意!

 なぜそんなことがいえるのか?というと私の子供自身軽度発達障害児で、様々な
体験を私自身が経験しているからです。
当初は、他人のお子さんをお預かりして指導する自信は全くありませんでした。
けれど、私の指導を喜んでくださる家族に出会い、この事業を進めていく決意を
いたしました。
 ですから、こんな私でも出来る軽度発達障害児や保護者のサポートを少しでも
多くの方々に知っていただき、大きく広げて行きたいと切実に願い、毎日奔走して
います。

■家族の視点に立った支援を日本中に根付かせたい!

  「軽度発達障害」に特化した活動をもう数年していますが、今はまだ、一人起業で、
毎日子供たちへの個別指導、お母さん方の相談にのったり、交流会を開いたりして
います。現在は支援者が少ないので、今後は、支援者の人材育成にも力を入
れて活動していくつもりです。そして、軽度発達障害の啓蒙活動も大切な活動から
ははずせません。

お蔭様で、力になってくれる人たちと少しずつめぐり合わせていただき、今年、
本格的に東京でも大阪と同様に活動し、法人化しようと動いています。民間レベル
での身近な地域社会における家族の視点に立った支援をきちんとしたビジネスモデル
として確立し、日本のいたるところに根付かせたいと思い、日々活動しています。

 2008年には、ザ・ボディショップのジャパンファンド、2009年には、大阪府の
社会起業家に対するファンドを小額ですがいただき、社会起業家として取上げて
いただけるようになりました。そして、こんなちっぽけな私一人で行っている活動
も少しはお役に立っていることを実感したのです。

■軽度発達障害は『個性』!

 軽度発達障害は障害ではありません。『個性』だと私は常々思っています。
私の周りを見渡せば、その『個性』あふれる人たちが一杯で、ちゃんと社会で
受け入れられ、認められ、自分らしく生きています。この『個性』あふれる子供
たちが、その子供たちを育てる家族が、少しでも幸せを感じ成長していただける
ようなお手伝いをこれからもドンドンしていけたらいいなと思っています。

■家族の理解と認知と支援の輪を広げていきたい!

  今後、少しでも皆さんに軽度発達障害について学んでいただければと
『軽度発達障害擬似体験講座』も開催できればとも考えています。右も左もわから
ない私が大阪の片田舎から月に1〜2回、東京に出てきて活動しています。
皆様のお力を借りながら、是非軽度発達障害児や家族の理解と認知と支援の輪を
広げていきたいと思う夢を実現させていただければと思います。

具体的な活動内容:軽度発達障害児個別学習指導、保護者相談、
支援に有効と思われるセミナー企画、運営。
指導者育成。ネットワーク構築、その他関連する業務全般

  ★HP→ http://www.lofkyoiku-center.com
   (※HPが文字化けした時は
    → http://plaza.rakuten.co.jp/searahime/diary/200805170000/%22 )

 

 


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