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 一新塾ニュース ~今のニッポンを変えろ!
 【 585号 】 発行日:2015年1月1日
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■ 事務局長メッセージ

『2015年幕開け!
   ~一新塾20周年の節目を迎えて』

       一新塾代表理事・事務局長 森嶋伸夫

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メルマガ読者の皆さま。一新塾の森嶋です。

新年おめでとうございます。
新しい一年の始まりに際して、皆さまはどのような決意を抱かれましたでしょうか?

ぜひ、みなさまの人生においても、社会においても、次なるステージに向かう一年となりますことを心より願っております。

2015年の幕開けに際して、私の思いをお伝えさせてください。

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 『2015年幕開け!
   ~一新塾20周年の節目を迎えて』

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戦後最低の投票率。
2014年12月14日の衆院選挙の投票率は52・66%。
国民の無関心はさらに拍車をかけました。

いま、日本の将来に不安を抱える人は少なくありません。
少子化高齢化、労働人口の減少、1000兆を超える国の借金、格差、復興の遅れ、将来不安‥。
切り捨てられる生活者の論理。

いまから、約20年前。
一新塾創設者の大前研一氏の言葉です。

「湾岸戦争での対応ぶりは官僚組織の硬直化と政府首脳のリーダーシップの欠如を露呈。国民の利益を考えて行動する新しい政府の登場をいっそう痛感する事態となった。
それでも、一時は、政府・自民党の事情と改革の実施に期待を寄せたのであるが、その腐敗と癒着、現状認識の甘さはいかんともしがたく、自ら運動の中心となるべく決意し、平成4年11月25日平成維新の会を旗揚げした」

「なぜ維新なのか。それは日本の政治がもはや部分修正で治るような、なまやさしいものではないという認識からである。つまり、平成維新は、旧体制を混在したままの改革でなく、すべてをゼロベースでやり直し、新しい国家運営のシステムをつくりだし、同時に世界に開かれ、世界から信頼される国に生まれ変わるために、国民にも意識改革を求めんとする運動なのである。」

「維新には維新にふさわしい、新しい人材が不可欠なことも論を待たない。そうしたなかで、沸き上ってきたのが、真の民主主義を探求するための政策学校一新塾である」

平成維新に参加できるのは、
一部の限られた人たちだけではありません。
誰もが新しい国づくりのプレイヤーになれるのです。

振り返ってみると、日本には3つの大きな課題があります。

一つ目は、
経済成長の先にあるビジョンを描いて来なかったこと。

未来への想像力を働かせて、お金の先にある豊かさのモノサシ、GDP至上主義だけではない、その先にある、個々の可能性が最大限に発揮される自立した個人、自立した地方、持続可能で、多様な価値観を尊重する、、社会ビジョンを描いて来なかった。
それゆえ、自分の利益、家族の利益、自分の所属する会社の利益を超えた社会の利益に対する私たち市民のコミットが低い。

二つ目は、
頭でっかちの評論家は溢れていること。

分別のある知識の豊富な日本人はたくさんいる。しかし、リスクテイクして行動する人となると比率は相当に低くなる。現場に飛び込んで行動してこそ、ミッションが起動する。

三つ目は、
志のコミュニティがないこと。

ビジョンがなければ、行動がなければ、本当の同志と出会えない。同志がいなければ、互いの人生を尊重し合い、志を育み合い、可能性を引き出し合う協働ができない。
志を支援し合う、志のコミュニティによってこそ計り知れない可能性が生まれる。

1990年代、バブルが崩壊し、生活者の論理が切り捨てられる社会・政治の閉塞感の中、普通のサラリーマンである自分でも社会のために何が出来ることがあるのか、私自身、行動できずに悶々とした思いを抱えていました。
そんな時、日本の将来を憂い、やむにやまれぬ思いで大前研一さんが創設した一新塾の門をたたきました。同志と共に試行錯誤の実験を繰り返しながら、一市民でも社会を変える道があるのか、模索の日々が始まりました。

一新塾創設から20年。
市民から社会を変えていくためにはどうすればいいか、
試行錯誤で実験を繰り返した日々。
常に、先駆者のみなさまの挑戦とお知恵に後押しされて、塾生は勇気を持って現場に飛び込み奮闘した日々。
あらゆる社会実験の繰り返しの中で、見えてきたこと。

それは、天下国家の議論を尽くしても、専門知識を詰め込んでも、それだけでは道は拓かれず、自分の人生を掘り下げなくては、モチベーションが続かず、心が折れてしまうということ。
道が拓かれるときは、社会の現実をとことん自分に引き寄せ、徹底的に自らの人生の必然を問い、自らの根っこ(志=ミッション)の思いを鮮明にできたときでした。

先駆者のみなさまの志を生きる人生をロールモデルに、
塾生は、徹底して自分と向き合い、揺るがぬ根っこの輪郭を鮮明に、現場主義でがむしゃらに奮闘しました。

だからこそ、
卒塾後、しっかりその根っこの上に太い幹を育み、
時に地域や業界のしがらみに風穴を開け、
新しい柱を打ち立てることができます。

しかし、日本のサイレントマジョリティの目覚めまでには、まだ長い道のりがあります。

これからの新たなる20年。
主体的市民の輩出を継続してまいります。500名の講師のみなさまと4400名の塾生の現場主義での奮闘から生まれた「誰もが志を生きる方程式」を携えて、すべての人たちが、自らのビジョンを描いて、同志と協働して、地域づくり・国づくりに挑んでいけるよう精進してまいります。

それでは、誰もが志を生きる国づくりに向けて、
新しい一年も何卒よろしくお願いいたします。

森嶋伸夫

誰もが志を生きる道がある

 

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