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 一新塾ニュース ~今のニッポンを変えろ!
 【 597号 】 発行日:2015年4月16日
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■ 塾生活動レポート 社会起業編 (東京本科)

「NPO法人 未来をつかむスタディーズ」
~生徒が自分らしさを発揮して生きる道しるべ~

       一新塾第27期・第31期 東京本科 河内智之

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メルマガ読者の皆さま。一新塾の森嶋です。

 今回は、一新塾第27期・第31期卒塾の河内智之さんのメッセージをお届けいたします。

 河内さんは、27期(2011年11月卒塾)で取り組まれたチーム活動を発展させ、2014年2月にNPO法人未来をつかむスタディーズを設立、主に中学生・高校生を対象に授業を実践しています。

 多様なキャリアの社会人が生き方や人生観を伝える「未来」、様々な国の外国人が価値観や文化を伝える「世界」、それらを参考に自己探求を促す「自分」。3つの授業プログラムを学校で実施しています。

 河内さんの志を生きる挑戦をお伝えさせていただきます。


塾生活動レポート 社会起業編
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「NPO法人 未来をつかむスタディーズ」
~生徒が自分らしさを発揮して生きる道しるべ

        一新塾第27期・第31期 東京本科 河内智之

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●「誰もが自分らしく生きられる世の中へ。
  そのスタートは学校から!」

 私は「学校は、生徒一人ひとりが自分らしく生きるための道しるべ」であるべきだと考えています。中学生や高校生のうちから、多様な大人の生き方に触れることができる。いろんな人の人生観、職業観、価値観に触れることで、自分の持つ個性や可能性に気づき、自分らしく生きるヒントが得られる。
眼前の科目学習と世の中のつながりを実感でき、受験勉強のその先を見据えることができる。そんな学校を創りたい!という想いから私は活動を始めました。

 誰もが自分らしく、個性や可能性を発揮して生きている。それでいて調和している。それが真の民主主義「叡智の結集」だと私は思います。
自分らしく生きる。それは生涯を通じて探求していく作業かもしれません。だからこそ、その学びは学生時代から行うべきだと思います。

●「学生生活と社会人生活の断絶」

 高校卒業、大学卒業、学生を終えると、それまでの人生を一度リセットし、社会人としてリスタートする。そんな感覚を持つ人が多いのではないでしょうか。
学校と世の中がつながっていない。それが私の問題意識です。また、自分らしい生き方を遠回りさせる根本原因のひとつだと感じています。

 中学生や高校生は、すでに生き方の模索を始めています。
けれども、大多数の生徒はその模索を具体的に進めていく方法を持ち得ません。勉強と部活と交友関係。狭い世界の中で価値観を形成せざるを得ません。

かつて、私が塾に勤めていた時の教え子「Y」さんは、親の進める進学高校に入学しました。
そこでは、生き方の模索より、有名大学への進学ばかりが奨められ「何のための勉強か」「親や先生の言うことも分かるが、それが自分の人生にどのようにつながっていくのか」と悩んでいました。
親や学校の価値観、周囲の空気といったものに閉じ込められ、この時、「Y」さんは自分らしい未来を描く術を持つことが出来ませんでした。卒塾後も、事あるごとに私に相談に来ました。
「Y」さんにとって、数少ない世の中との接点のひとつが私だったのかもしれません。

●「模索し続けた半生」

 私も「Y」さんと同じでした。中学高校時代には、眼前の勉強の意義を理解することができずにいました。
どんな生き方があるのか、そういう問いが潜在意識と顕在意識を行き来して「もっと大切なことを教えてくれよ」とグレていた時期もあります。
でも、結局その模索は日常に消されていきました…。

大学時代、就職活動の時期を迎え、これまでの人生と世の中で働くことの連続性のなさに愕然としました。
自分はどんな形で世の中に貢献できるのか。どう職業を選ぶのか。
自分自身の責任でもありますが、周囲には同様の想いを抱えた大学4年生が多かったように思います。
多くの人間が「(職に就く)就職」ではなく「(会社に就く)就社」をしていきました。私も葛藤を抱えたまま都市銀行に就社しました。

私が入社した1995年は、年初から阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件と続き、年初から日本は暗いムードに包まれていました。
その後、少年犯罪、教育の荒廃などのニュースに触れるたび、日本は今こそ経済発展よりも、福祉や教育の充実した国づくりをすべきではないかと思っていました。
それでも、政府やマスコミは景気の回復、景気の回復という。
私は日本資本主義のど真ん中にいる自分に疑問を持ち、結局銀行を1年余りで辞めてしまいました。

 そして、青年海外協力隊に参加しました。
グァテマラ共和国で野球を教えるという活動だったのですが、地球の裏側のグラウンドで、私は生き方を左右する価値観に気づきました。
「自分が幸せを感じて初めて誰かを幸せにできること」
「自分は徹底的に日本人であること」TOYOTAやNISSAN、SONY、TOSHIBAなどの企業が地球の裏側まで潤しているのを見て、疑問に感じていた「資本主義の本来目指した価値」を肌で感じることも出来ました。
生きていく上で大切なこれらの価値観を、日本では25年間、気づくことが出来なかったこと、異文化に触れることで初めて獲得できたことも現在の活動につながっています。

帰国後、約9年間塾予備校に勤め、毎年100人以上の中高生と向き合ってきました。
「先生、最初なんで銀行に勤めたの?」
「私アナウンサーになりたいんだけどさ…」
「おれ、サッカーどこまで出来るかな…」
「母の故郷メキシコ行ってみたいけど危ない?」
・・・。勉強を教える傍らで、私はこのような生徒の声をたくさん聴いてきました。
彼らはかつての私と同じく、生き方を模索し始めている、人生の指針を求めている、世の中との接点を探していると強く感じました。

●「学習塾を辞め、一新塾での気づき
  ~半生そのものが活動の源泉~ 」

 約9年勤めた学習塾から、経営をしないかと問われました。でも、私が伝えたいことは勉強そのものではないことは分かっていました。私は勉強の傍らで聴いてきた生徒たちの声に応えたい。どうすれば出来るのだろうか…。

 自分の本当にしたいこと、すべきことは何かを突き詰めたいと、一新塾に入塾しました。そこで6つの箱を何度回しても、学校と世の中をつなげたい想いに辿り着くのです。
上述した、自分自身が学生時代に感じていた疑問、人生の転機一つ一つが小さな転換のきっかけであり、私の半生そのものがビジョンと結びついていることが鮮明になりました。

 「理想の学校を創ろう!」プロジェクトを立ち上げ、6人のメンバーと共に活動させて頂きました。学校に実際に行ってみると、学校も社会との接点を求めていることが分かりました。

教員も学校も出来る範囲で頑張っている。私たちは教員の声に耳を傾けながら、共に歩む道を模索しながら活動しました。
そして、鎌倉市の公立中学校でメンバーがそれぞれの人生観を生徒に語らせてもらう授業がスタートしました。

●「生徒が自分らしく生きるための道しるべとなる学校を!」

 この4年間、神奈川県の中学高校を中心に15校200コマ以上の授業を実践してきました。
ある中学校では断続的ではありますが2年間通して「社会科」と「世界」を関連させてブラジル、インドネシア、セネガル、ペルーなどの外国人と共に授業をしたところ
「この子たちは人への偏見がないんですよ。本物の外国人や多様な価値観に触れてきた効果が少なからずあると思います」
という声を先生から頂きました。
また、ある高校では様々なジャンルの社会人の連続授業をしたところ
「進路選択の参考になった」
「もっと話が聴きたい」
「次は○○の経験ある人の話が聴きたい」
などの声を多くの生徒からもらいました。

 彼らは生き方の指針を求めている。私は以前より強くそれを感じています。

 ひとつでも多く授業の機会を設けるために1年前にNPO法人を設立しました。まだまだ授業プログラムも組織も発展途上ですが、学校と共に歩んでいきたいと思います。

 平成27年度は年間を通した授業プログラムを3つの学校で実施します。まずは既存の学校からモデル校を創り、新しい教育を発信していこうと思います。

ホームページ : http://www.mirasuta.net/
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●仕事の壁を乗り越えたい方
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【主な内容】

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800の社会を変えるプロジェクト!
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講 師:森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)
テーマ:「“根っこ力”が社会を変える!」
参加費:無料(要予約)
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【東京本科 体験ワークショップ&説明会】
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4月22日(水),30日(木),5月6日(水祝),7日(木)ほか

 会場:一新塾セミナールーム
(住所)東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F

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【大阪地域科 体験ワークショップ&説明会】
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4月25日(土)13:00~15:45【最終回】

 会場:「難波市民学習センター」
(住所)大阪市浪速区湊町1丁目4番1号 OCATビル4階

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【名古屋地域科 体験ワークショップ&説明会】
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4月26日(日)13:00~15:45 【最終回】

 会場:「ウィルあいち(愛知県女性総合センター)」
(住所)愛知県名古屋市東区上堅杉町1番地

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【仙台地域科 体験ワークショップ&説明会】
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5月 2日(土)13:00~15:45 【最終回】

 会場:「仙台市民会館」
(住所)仙台市青葉区桜ケ岡公園4番1号

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