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      一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
      【第136号】 発行日:2004年5月15日
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【目次】
●一新塾歴1ヶ月で見てきたもの 武広勇平氏(第14期生)

一新塾第14期説明会&ミニワークショップご案内(東京・大阪・名古屋)
→ 東京会場:5月19日・22日追加開催決定!
一般公開講座のご案内(イベント予定へ)
5/15「シチズンシップ教育:芝・三田界隈わいわいワークショップ」
5/17「マニフェストと参院選」
5/20「学生向けキャリアプランニングセミナー」
5/22「プレゼンテーション・スキル鍛錬講座」

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皆さん、こんにちは。事務局の近藤です。

つい先ほど、一般公開講座「ケンジイのドタバタ起業塾」を終えました!
前半は、まさに“のるかそるかのライブ講義”のサブタイトルがぴったり
のケンジイこと12期生九鬼健治さんによる本音むき出しの起業体験談。
「会社の名刺による人間関係ではない、フラットなネットワークでのコラボ
レーションによって、このキャンドルを広めてみたい」といったお言葉が印象
的でした。後半は、実際にスワジキャンドルに火を灯してのワークショップ。
その明かりを見ていると人の悪口をいわなくなるという逸話もうなずける
あたたかい光に皆で見とれてしまいました。

さて、今回は第14期入塾第一号の武広勇平さんにご登場いただきます。
3月に申込を済ませた武広さんは、一新塾の空気を早く知りたいとのことで
5月の14期開講までの期間、一新塾でのインターンを申し出てくださいました。
時に終電近くまで作業を続け、時に一人で街頭でのイベントPR活動に取り組ん
でくれる武広さんの活躍に私たちもとても助けられています。
5月20日開催の学生向けキャリアプランニングセミナー(ワークショップ)では
企画にも加わっていただいています。
武広さんの新鮮な目で見た一新塾は、どんなところでしょうか?


「一新塾歴1ヶ月で見てきたもの」


                         武広勇平(第14期生)
●一新塾14期に入塾を決めた動機

私は学生だが選挙ボランティアをきっかけに社会に対して具体的な問題意識、
自分のビジョンを持って生きていきたいと考え始めた。
考える力、分析する力、自分の言葉で説明できる力の不足を実感し、その足
で一新塾の門を叩いたのは3月のことだった。14期は5月29日開講とい
うことだったので、入塾までの間、一新塾インターンをさせていただいてい
るが、この短い期間(1ケ月)で既に私は一新されていることを自覚している。
私が塾のインターンを通して見てきたもの。それは”主体性”の本質、変革
の芽である。

●一新塾生の方々とは?

社会に対する問題意識、明確なビジョン、社会を自分の切り口で考え言葉に
する方々、何よりもまず行動し、社会に還元することを最終的な目標として
いる人間が一新塾にはゴロゴロ存在している。現場に進んで入っていき現場
の「WANT」を吸い上げる行動力を持った塾生の存在。その現場の視点から現
行制度の見直しの作業に落としこむ。その行動力と熱意に自省させられると
同時に自らも行動しよう、というエネルギーを分け与えてもらっている。

●講義の時間に社会変革?

講義は現場で格闘されている講師の報告会に終わるだけでなく、講師への提言
を通じて、協働し新しいアクションを産み出せるように構成されている。私が
初めて聴講した政策提言授業は「シチズンシップ教育提案」であった。講義の
中でこのチームの方がNPO法人化に向けて有識者としてのアドバイザー就任
を鳥取県の片山知事に依頼し、それが承諾される場面を目の当たりにした。
これは私には衝撃的なことであった。目前でおきていることが社会変革の原動
であるとに、気が付いたからである。更に言えば世間一般でニュースとして扱
われるあらゆる社会変革の構想はこういった現場に発露すると感じ取れたから
である。
同時に自分が抱いている問題意識をこの一新塾でならば、大きく展開できる可
能性を確信した。いつの間にか、社会が自らの志とは無縁の所にあり、拒絶す
るものであると考えていた自分にとって、あの講義は自分の目を覚ます大きな
起爆剤となった。でっかいハンマーで頭をぶん殴られたような印象であった。

●一新塾10周年シンポジウムの運営スタッフを経験して

4月24日に「一新塾10周年のシンポジウム」が開催された。参加者も運営
も塾生による手作りのイベント。同志との協働である。夜遅くまで資料作りに
没頭し他のスタッフの方と共に終電を逃すこともあった。仕事を抱えながらイ
ベント内容、進行の細部にまで眼を配り、その目的を繰り返し繰り返し議論す
る一新塾の皆さんがそこにいた。
その”主体的姿勢”が、私がイベント作り積極的に関わるきっかけとなったの
だ。イベントは200名以上の参加者となり、大成功に終わった。ここでも、
行動の主体性を第一に掲げる一新塾の哲学が存分に発揮されていたと実感した。

●14期をご検討の方へ

一新塾は、世代を超えた同志が主体的に社会活動を行なう機会を提供してくれ
る場所であると思う。主体的な行動は塾生との協働を促進し活動はダイナミッ
クなものとなりえると10周年イベントを通して確信した。言い換えれば、
仲間を得られるか、活動を行なえるかは、自分が主体的に動く事が前提であると
いうことである。
5月29日に14期生の素晴らしい同志とめぐり合えることが待ち遠しい。



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