☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆
      一新塾ニュース 〜今のニッポンを変えろ!
      【第179号】  発行日:2005年4月5日

☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆

▼目次
■『「ハッピーキャリア」プロジェクトに参加して』 あさいりょういち氏(第14期生)
=======================================================

メルマガ読者の皆さま、こんにちは。事務局の森嶋です。

中学生、高校生の段階からキャリア教育を推進する14期の
「ハッピーキャリア」 チームが、1月29日には、神奈川県の
某高校で実際に講座を開催しました!

今回は、このチームを精力的に引っ張る14期生のあさい
りょういちさんに、 ご紹介いただきましょう。

一新塾生の活動レポート■■□□■□■ ■■■ ■□■□■□■■

   「ハッピーキャリア」プロジェクトに参加して
     〜若者に職業の詳細を現場の声を活かして届けたい〜
■ 
■■■□□■□■ ■■□ ■■■□第14期生あさいりょういち

 

一新塾に入塾した動機は勢いでした。
バイオテクノロジーの研究者として駆け出してから5年、これまで
教育機関や省庁の研究機関で仕事をこなしてきた私は、 社会で
起こっていることを知るわけもなく、社会問題には無関心でした。
ヤフーのトピックスで見た道州制のリンクを辿ると、一新塾に
たどり着きました。

HPには転機を迎える人が通うとのキャッチフレーズが、、、、、
自分もこのままでいいのか?という思いが強くなり、まずはワーク
ショップに参加してみました。そこには様々なバックグランドを
もつポテンシャルの高い人達が集まっていました。

ワークが与えられていくと、自然にリーダーとなる人が出てきて、
グループを率いていきます、議論は感情的になったとしても、
必ず新しい価値基準でみんなが納得できる答えが出てきました。
私はそのパワーに圧倒され入塾を決めました。

現在社会問題として若者の未就労が問題となっておりますが、
私は若者が将来の夢を持ちにくくなっていることが原因だと考え
ていました。なぜなら、研究業界でも、しっかりとしたビジョン
を持たないで博士課程まで進み博士号を取るころまでにはすでに
30歳を超えている人たちを多く見たからです。

若者に対して職業の詳細を現場の声を活かして届けたいという
願いがありました。一新塾は、リーダーが自主的に塾生に参加を
呼びかけ、各々のチームに自主的に参加するチームプロジェクト
活動があります。

私が参加したチーム名は「ハッピーキャリア」です。常々持って
いた問題意識と重なるためこのチームに決めました。

大体月2回の割合でミーティングを行い、中高校生のキャリア教育
のプログラムを作ってきました。参考にしたのは生涯平均8回転職
するアメリカ人に最も支持されている職探しのバイブルといわれて
いる大ロング&ベストセラー『あなたのパラシュートは何色?』
です。

私たちのプログラムは3部構成となっております。
最初に自己紹介をして、打ち解けてもらいます。次に、我々が作成
した自己チェックシートを埋めてもらい、それを基にして自分たち
で自分の能力を引き出します。昼休みには、職業紹介用のプレゼン
テーションがあり、我々のチームのひとりが自分の職業についての
説明をします。

このことにより目にすることはあっても、普段事が知ることが出来
なかった細かな仕事内容を知ることが出来ます。我々は若者が職業
に関するイメージと現実の仕事についてのギャップを埋めることが
出来る重要な機会だと思っております。

現場での活動ですが、若者の職業観を育成しようと、各種中高生
の共同体に参加し、彼等がなりたい自分になれるよう支援して
いくつもりです。

今回は、神奈川県の某高校にて、1月29日(土)には、高校生
の自分自身の強みを引き出し、どのような職業にその能力が発揮
されるか一緒に  考える機会を頂き、活動してきました。

参加して頂いた5人の高校生は工業高校の電気科の生徒さんでした。
普通科の学生さんとは違い、単に世の中の流れである 、まずは
大学進学ということは気にせず、手に技術を身につけていたいと
いう人がほとんどでした。

実際高校生と話してみると、最初口数は少なかったのですが、
自分の将来を心配はしており、具体的に何をしたら良いかという
ことなど、何でも話してくれるようになりました。

まだまだこのプログラムには  改良点がありますが、これを機会
にNEETを少しでも減らすことができればよいと考えています。
今後幅広い職業の人達に我々の活動に賛同していただき主体的市民
となるべく、我々と一緒に行動してくれる人を歓迎いたします。

 


一新塾ニュース「今のニッポンを変えろ!」メールマガジンのページに戻る