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        一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
         【第285号】 発行日:2007年5月11日
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目次
■ 塾生活動レポート
  「 人生で最も影響のあった場 」 一新塾第5期 松澤斉之 氏

開講迫る!! 第20期 説明会、あと数回

春の公開講座&問題解決ミニワークショップ
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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。事務局の森嶋です。

この4月の統一地方選挙では、36名が当選を果たし、一新塾出身の現職議員
の数は、国と地方あわせて70名となりました。
昨日は、今回の当選者36名のうち10名の一新塾出身議員に結集いただき、
シンポジウムを開催いたしました。

前半は、「選挙をどう戦ったのか?」について、一人ひとり個性溢れる戦略を
率直に語っていただきましたが、その選挙の戦い方には、共通する知恵が浮き
彫りになったと思います。

後半は、「今後、どんな取組みをしていくのか?」について語っていただきま
したが、参加者に向けて、「皆さんも被選挙権を行使してください!」
「政策サポートではなく、皆さんが主役で議員を使い倒してください」との
メッセージが印象的でした。

さて、政治にチャレンジし奮闘する卒塾生もいれば、起業し社会変革に挑む方も
います。現在、一新塾から生まれた起業家は60名を超えます。

今回は、盟友である第5期の松澤斉之さんをご紹介します。
一新塾卒塾後、一新塾とアタッカーズ・ビジネススクール(ABS)の運営に
携わり、後に、ABSの運営責任者となります。
そして、昨年末に、株式会社フロイデを起業しました。

松澤さんから熱きメッセージをいただきました!

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■■■■       塾生活動レポート
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■■        『 人生で最も影響のあった場 』

                         株式会社フロイデ 代表取締役社長 
                              一新塾第5期 松澤 斉之


  少し、オーバーに言ったら一新塾は私の人生を変えた場所でした。
海外での仕事を漠然と夢見ていた学生時代から就職したのは、アジア展開して
いた“ヤオハン”。その後、1年そこそこで会社更生法申請となり、商社に転職
はしたものの漠然とした虚脱感があったように思います。

● 一新塾に入塾

  そのころ(98年、第5期)一新塾に出会いました。毎週、かわるがわる講師が
来て講義が進む各回、一番前に座って聞いていたのを思い出します。直接講師に
質問できるというのがいい!一緒に飲みに行ったり、職場まで押しかけて色々
アドバイスを頂いたりした記憶も。。

  それに加えて、何よりも良かったのは年齢も経験も違うメンバーと、永遠と
思うくらい長い時間、議論をする機会を持てたこと。週末や講義後、自主的に
開催される合宿を通して、喧嘩をしながらも思考を深めていきました。
当時は提案をまとめるという形でチームが形成され、我々のそれは内容が評価
の対象になったのか、98年出版の一新塾本『新しい日本をつくるために
私ができること あなたができること』に受講者代表として論文が掲載された
のもうれしい成果となりました。

● 卒塾後、アタッカーズ・ビジネススクール運営責任者に

一年の活動を通して最もつかんだことは、「行動することの重要性」。
ただ、無手勝流に行動しても、結果的にどこに行くのか分からないもので、
“正しく知り、自分の頭で考え、行動する”。当たり前だけど難しいことです。
これがその後のすべての原点になっているように思います。それは一新塾で
一緒に勉強していた仲間や先輩がベンチャー企業を興し上場されたり、国会議員
になったりとそんなことが自分の周りにたくさん起きてくる現実を見ると、自然
と意識の変化が起きのだとおもいます。これを20代前半で体験できたのは非常
に貴重な経験でした。

卒塾後、ご縁をいただき、一新塾と、起業家養成学校アタッカーズ・ビジネス
スクール(ABS)を運営する会社で働くことになりました。(後年、ABSの担当と
なり運営責任者となりましたが、ここでの体験は一言では言い切れませんので、
割愛。)10年のビジネス経験の中で倒産、IPO企業のbefore/after、転職、
社内新規事業立上げなど大凡のことは経験したので、そろそろと思い、昨年末
起業するにいたりました。

● インキュベーターとして起業!

長年、スクールの運営というか、人の成長に携わる仕事を通して抱えていた
問題意識があります。現在、働き方やライフスタイルが変わりつつある中、
その変化を促進するのは“発信する情報の質”で担保された“コミュニティーの
形成”を通した構成者の「意識の変化」ではないかと。また段々と「Life」と
「Work」と「Self_development(学習)」の重なりが多くなる流れにあると思っ
ています。個人の成長は、人とのつながり(コミュニケーション)を強くし、
そうなるとコミュニティーを形成しやすくなり(円滑な情報のやり取りがなし
える業!)、それらが進むと新しいスタイルの組織体が存在しうるようになる。
そうなると、働き方というか生き方というか、それらのものが動き出し、さらに
個人の成長を加速する仕掛けに、外的にも内的にもドライブをかけていくのでは
ないかと思いいたりました。それらを解決できるビジネスを一つ一つ形にして
いきたいと思っています。

具体的には、企業の抱える課題を発見し、解決に向け、成果にフォーカスした
インキュベーターとして、本業でのイノベーション、新規事業への参入、
コーポレートアントレプレナーの育成、M&Aなど人と組織の成長するステージを
提供していきます。

“人には使命があり、それをつくさねばならない”と、ある経営者が言っていた
のが今でも耳をついて離れません。自分に起きた変化が周りにも起きるような仕
掛けが提供できたらと思っています。これらのことを通して、人がより自身の
人生を機能させ、社会が活性化することに貢献していきたいと思います。

最後に、大前研一さんを上司に持ち、100名を超える日本で誇るべき起業家
や一流のコンサルタントや大学教授などと直接議論する機会を得られたのも、
一新塾の門戸をくぐったからだと思いますし、心から感謝しています。
今後なんらかの形で恩返しが出来たらとも思っています。

【プロフィール】
株式会社フロイデ 代表取締役社長 松澤斉之
72年生まれ。東京理科大学卒。99年より大前研一主催、
起業家養成学校”アタッカーズ・ビジネススクール”(株式会社ビジネス・
ブレークスルー)にて統括責任者として運営に従事。起業家育成に必要な
カリキュラム構築、講座提供。社内の新規事業として、コーポレートアントレ
プレナーの育成を事業化。他、新規事業立ち上げに携わり、06年11月に同社を
辞す。企業内事業開発に特化したプロフェッショナル集団、株式会社フロイデ
http://www.freude.bz/)代表取締役社長、株式会社ビネガ(http://www.vng.jp/
取締役。
共著:企業における「成功する新規事業開発」育成マニュアル(日本能率協会総
合研究所、2005年。第2章担当)/出版企画:大前研一のアントレプレナー育成
講座(プレジデント社、2003年)、ベンチャー起業実践読本(プレジデント社、2006年)
Private blog : http://nariyuki.biz




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