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        一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
         【第299号】 発行日:2007年9月17日
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目次
■ 塾生活動レポート

    『 市民活動・NPOの世界に飛び込んで 』
                           第18期 小星靖恵 氏

■ 第21期説明会!『東京』 『大阪』 『名古屋』 『福岡(新拠点!)』
      → http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html 

      ◎東 京  19日(水)、22(土) ほか
      ◎大 阪  10月6日(土)
      ◎名古屋  10月7日(日)
      ◎福 岡  10月8日(月・祝)

■ 一般公開講座→ http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/ev_mosikomi.html

   (2) 9/18 『 どうなる日本政治!〜マニフェストは政権交代のツールか? 』
           講師: 曽根泰教 氏  (慶應義塾大学 政策・メディア研究科教授)

   (3) 9/22 『 地域を変革する最新のインターネット活用術』
           講師:林冬彦 氏 (WEBプランナー、おおきにカンパニー代表)

   (4) 9/25 映画上映会 『 チョムスキーとメディア 』

◎最新パンフレット表紙に一新塾の知恵が!資料請求(無料)はこちら
             → http://isshinjuku.com/03bosu/b1_siryo.html
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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。事務局の森嶋です。
一昨日、社会起業を目指す一新塾生のプロジェクトチームは、
一新塾メンターの 片岡勝さんのコンサルティングの指導を受けました。

●ほったらかしの畑を学校給食の食材生産地に!
●高齢者の孤独死を何とかしたい!
●NPOの志を伝えるポータルサイトをつくりたい!
●ふるさとへの人材交流活性化で地域再生!
●多様性を地域社会に活かす“カフェ・アウトサイダーズ”をつくりたい!
●21世紀の社会倫理教育のプログラム開発!
●生ごみのリサイクルで地域で循環型社会を実現したい!
●コモンミール運動でコミュニティ再生!        など、
「何とかしたい!」と切実な思いで取り組んでいるプロジェクト
に対して片岡さんの地域での実践体験からの知恵を存分にいただきました。

さて、今回はNPOの世界に飛び込み、様々な地域、様々なテーマで奮闘し
はつらつと頑張っている第18期生の小星靖恵さんのメッセージをご紹介
させていただきます。

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■■■■    塾生活動レポート
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■■     『 市民活動・NPOの世界に飛び込んで 』
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□                     一新塾第18期   小星 靖恵

●私のキャリア  

19歳のとき、YMCA主催のワークキャンプで、 バングラデシュに行き、
日本とはまったく異なる世界があること、これまで当たり前に恩恵を
受けてきた、 教育の権利や生存の権利を侵害されている人たちがいる
ことなどを知った。

『なぜ、こんなに大事なことを教えてくれないんだ』と強い憤りを感じ
自分が受けてきた学校教育に疑問と反発心を抱き、
“本当の学び”を教えてくれる場所として、『市民活動・NPO』を選択し
その世界にのめりこんだ。  

気になることは何にでも飛び込んで行った。
フリースクール、ハンセン病、国際協力活動、ホームレス支援、 子どもの
権利や参画、平和運動、子ども会議、沖縄など 興味があるものには、
すぐにメールを出し、積極的に関わった。  

また、海外のNGOからも多くの影響を受けた。
ストリートチルドレンの労働組合、インド西部地震の復興で活躍した
NGO姿、 スラム地域でのNGOの取り組み、人身売買の被害にあった
女性たちの演劇啓発活動など、これまで出会ったものを挙げるとキリが
ないが、 弱者と呼ばれる人たちが、社会を変えるために立ち上がって
いる姿からは多くのことを学ばせていただき、勇気をもらった。

「多くの人が、この社会を変えるために、がんばっている。
                  だから、私もがんばろう」と。

●なぜ一新塾に入塾したか、そして何を感じたか。  

どのようにして一新塾のことを知ったのか、覚えていないが、
一新塾の公開講座に参加し、場の雰囲気がとても気に入った。
『ここは様々なものを生み出す“場(ゼロ・スペース)”である』と感じた。

豊富な講師陣のおかげで、様々な視点の活動の話を聞くことができ、
また毎回、頂く「講師からの一言メッセージ」は、必ず手帳に記した。

3月に、ハコモノ再生を手がけている深田智之さんの「くつろぎ宿」を
訪問するツアーに参加したが、彼の姿勢を目の前で見ることができた
のには、とても感動した。(→末尾の注釈へ)

貴重な時間を割いてくれたのは、一新塾ツアーだからだろう。
しかも格安。  

●人生のドラマの主人公であり、演出家兼監督である。  

世界中の多くの人が安全を保障されていない生活を送っている中で、
今、自分に与えられた環境はとても幸運である、と私は考える。
だからこそ、「私は何ができるだろうか?」と、常に自分に問いかけ
ていき、 社会に貢献する活動は続けていきたい。

今、女性の多様な働き方を支援するNPOで働いていて 女性の
キャリア形成支援を主に担当している。
出産を機に就業でのキャリアを築くのを断念せざるえない女性たちは
とても多く、 私が接する多くの女性は、講師業やフリーランス、
市民活動、生協活動などで セカンドキャリアを築いている。

一人でも多くの女性が、『わたし流』の生き方を 見つけ、
エンパワメントされるための仕掛け・仕組みを作っていきたい。

(注釈)「くつろぎ宿」訪問ツアーとは?
     一新塾では、随時、現場視察ツアーを塾主催で企画します。
    2007年3月には、福島県会津若松市の東山温泉視察ツアーを
     開催しました。
     ここは、OBの深田智之さんが、2005年より、旅館三館の
     一括運営業務を受託し、温泉旅館の経営再建、
     温泉街の再生に奮闘している現場です。
     昼間に温泉街を視察し、東山温泉が抱えている課題を
     解決する方法を深田さんにプレゼンするワークショップを
     行いました。      

     ◎「くつろぎ宿」HP → http://www.kutsurogijuku.jp/




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