一新塾卒塾生からのメッセージ
全いるち 氏
RaRa Solution代表
一新塾16期卒塾
◎会社員 + 市民プロジェクト
「相互理解とホスピタリティーに溢れたこの国の一員になる」
在日韓国人二世の私にとって、均質化した価値観に覆われた日本社会はとても息苦しい社会でした。しかし、息苦しいままの社会を三世になる息子たちに委ねるわけにはいきません。
『如何なる人もありのままの命で生きることができる社会・・・この国の空気を変える!』。そう訴えながら、重たい扉を開け入塾しました。現役生として1年、一新塾運営のボランティアとして5年。
多くの仲間たちのありのままの命、つまり「根っこ」に触れ、息苦しいと感じていたのはこの国の空気ではなく、私自身の命がありのままではなかったことを知りました。
重たかった扉の向こうにあった学び舎は、相互理解とホスピタリティーに溢れたこの国の底力を教えてくれています。
全いるち(RaRa Solution代表)