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 一新塾ニュース
 ~今のニッポンを変えろ!
【 840号 】発行日:2023年7月26日
https://www.isshinjuku.com/
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(もくじ)

【1】一新塾講義報告
『人と地域資源を生かす事業再生(旅館編)~経営は「志」と「収益」』
深田智之氏 (会津東山温泉くつろぎ宿社長・湯瀬温泉せせらぎ宿社長・一新塾理事・OB)

【2】体験セミナー&説明会 8月スタート【11月開講】
予約受付中!「一新塾体験セミナー&説明会」リアル&オンライン
東京8/13~ 大阪8/26 名古屋8/27 通信オンライン8/16~ 
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【3】一新塾本の最新刊 2021年11月17日発売
『第二の人生は志を生きる
 サラリーマンから市民への転身』
https://www.amazon.co.jp/dp/4863592485

【4】入塾申込みはこちら
https://www.isshinjuku.com/03bosu/b4_nyujuku.html

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【1】一新塾 講義報告

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『人と地域資源を生かす事業再生(旅館編)~経営は「志」と「収益」』
深田智之氏(会津東山温泉くつろぎ宿社長・湯瀬温泉せせらぎ宿社長・一新塾理事・OB)

文責:森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)
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一新塾OBの深田智之さん(会津東山温泉くつろぎ宿社長・
湯瀬温泉せせらぎ宿社長・一新塾理事)にご講義いただきました。
テーマは『人と地域資源を生かす事業再生(旅館編)~経営は「志」と「収益」』。

一新塾講義 深田智之

深田智之さんの経営する「くつろぎ宿 新瀧」は、
じゃらんOF THE YEAR売れた宿大賞(東北51~100室部門)
において第1位を獲得、13回連続受賞となりました!

深田さんは、コロナ禍の厳しい環境でも、
ずっと黒字を維持し続けてこられました。
加えて、これまでも、時代の試練に体当たりして、
道なきところに道を切り拓く挑戦を積み上げてこられました。

●第一の挑戦~高知県でハコモノ再生

かつて、都銀系のシンクタンクの研究員として
大規模公共施設のコンサルティングに携わっていました。

あるとき、大規模年金保養基地の高知県須崎市の
グリーンピア土佐横浪と出合います。
毎年7000万円程の赤字で、累積赤字は11億円。
閉鎖の危機に直面していました。

深田さんは、2001年、会社を退職して、
株式会社リゾート・コンベンション企画を起業。
純粋民間企業として初めて公的施設の経営改善を受託。
須崎市の現場に家族で移り住んで身を投じてゆきました。

地元の漁業や農業と連携して、地域の財の掘り起こし。
漁船でのホエールウォッチング、養殖いかだ上での
魚のバーベキュー、30泊8万円の長期滞在プランと農業体験。
二年で黒字を達成。

しかし、所有権が国から市に移る際に、地元争奪が発生し、
結局、施設は閉鎖されることとなりました。

しかし「閉鎖はおかしい」と世論も盛り上がる中、
深田さんの挑戦は、全国各地に知れ渡り、民間の自由な
発想を最大限に生かすハコモノ再生ビジネスの可能性を知らしめることになりました。

●第二の挑戦~会津での三旅館同時再生

会津東山温泉での地域再生ファンドを活用して
破綻寸前の三旅館の同時再生でした。

かつて竹久夢二や与謝野晶子も愛した東山温泉ですが、
入込み客は1992年の約81万人から、2006年は約42万人に半減。

深田さんは、徹底的なコスト削減を図り、
3館の特色を色分けし、わずか1年半で黒字を達成、
3年余りで再生を完了させました。

●第三の挑戦~東日本大震災

そんな中、襲った東日本大震災。
震災直後、行政支援が本格始動する前に旅館を
いち早く無料開放。ピーク時には1,400名ほど、
2011年4月10日までに延べ12954名の被災者の方の支えとなりました。
2011年4月3日からは大熊町の方々の二次避難場所
としてピーク時は520名の方々にご利用いただきました。

●第四の挑戦~秋田県の湯瀬温泉での事業再生

さらに、2014年7月より、秋田県鹿角市の湯瀬ホテル
の譲渡を受けて事業を再生し、地域の発展に貢献されています。

●第五の挑戦~コロナ禍での旅館経営

新型コロナの影響で全国的に旅館の経営環境が厳しい中、
露天風呂づくりや改装作業を旅館の職員が取り組むなど、
職員の雇用とモチベーション維持しながら、20年度、
21年度、21年度の営業利益も黒字を維持し、日々、奮闘中です。

理念を貫き通すには、「志」と「収益」。
収益アップ⇒人件費アップ⇒生活向上⇒地域への貢献

深田さんの実践のストーリーと共に刻ませていただきました。

以下、塾生の皆さんのご感想と心に響いたお言葉です。
◎とりあえず、やってみる!
◎行動すると声がかかる
◎一人だけでやろうとしない
◎成功するまで、あきらめない
◎人のために熱量を持って行動する
◎地域には必ず魅力がある
◎地域資源とのコラボレーション
◎捨てるものと守るものを見極める
◎付加価値をつけて経済を回す
◎価値を高め、評価を上げ、安売りしない
◎自分が変われば周りも変わる

年金問題、ハコモノ利活用、東日本大震災、コロナ禍。
時代の試練に対峙し、事業を再生させ、地域を再生させてきた、
深田さんの時代の試練の向き合い方から学ばせていただきました。



参加者募集!
東京・大阪・名古屋・仙台・通信
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11月開講に向けて
「一新塾 体験セミナー&説明会」
      リアル&オンライン

テーマ「大転換の時代こそ“根っこ力”」
講師:森嶋伸夫(代表理事・事務局長)
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一新塾体験セミナー&説明会は、志を生きる人生を
始めたいというすべての方ために開催しています。

【体験セミナー主な内容と日程】

●大転換時代のビジョンの描き方
●第二の人生は、"志"を生きる
●なぜ人生と社会が変わるのか?
●社会変革者の舞台裏のストーリー
●問題解決フレームワーク「6つの箱」
●社会を変える3つの方法論
「社会起業」「政策提言」「市民活動」
●ここから生まれたプロジェクト
●一新塾プログラム

★東京・大阪・名古屋・仙台・通信科オンラインで学べます

【オンライン:Zoom】

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****** 講師プロフィール ********

森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)

1964年生まれ。
1988年慶應大学卒、積水ハウスに入社。
「都市開発・まちづくり」に携わる中で、一新塾へ入塾。
1997年政策学校一新塾マネジャーへ。
大前研一氏の下で薫陶を受ける。
2002年一新塾NPO化で、代表理事・事務局長就任。
1600の「社会起業」「政策提言」「市民活動」をインキュベーション。
主体的市民プロデューサーであり、第二の人生のコンサルタント。

著書に
『第二の人生は志を生きる』(一藝社)
『人生と社会を変える根っこ力』(一藝社)
『根っこ力が社会を変える』(ぎょうせい)


一新塾本の最新刊ご紹介  2021年11月17日発売
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一新塾本
『第二の人生は志を生きる
 ~サラリーマンから市民への転身』
  NPO法人一新塾/森嶋伸夫 【著】

(政策提言・社会起業・市民活動でギアチェンジした塾生)
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誰もが「志を生きるガイドブック」。
第二弾となります。

「第二の人生は志を生きる」に挑戦され
自分の必然を掘り下げて
自分軸で一市民として道を拓いているのか。

もやもやの思いから、
どのように根っこを掘り下げ、
どのようにビジョンを描き、
どのように仲間を得て、
どのように現場に一歩踏み出し道を拓いているのか。

胸の奥にある志のうずきの芽生え。
勇気を持って現場に飛び込む意味。
何度も転びながら、試行錯誤しながら、
仲間に支えられて、
道なきところに道を切り拓いてきた「市民を生きる知恵」。

今回は一新塾代表理事・事務局長の森嶋伸夫にて
一新塾卒塾生12人の方の志の歩みと人生を、
次に続く方々のために、
ご本人の許可をいただき執筆させていただきました。
時代が呼びかけている社会のテーマと
一人ひとりの必然の大切さが染み入る内容となっております。

ぜひとも、ご一読ください。

≪一新塾書籍≫■■■■■■■■■■■■■■■■■■
『第二の人生は志を生きる
 ~サラリーマンから市民への転身』(一藝社)
   NPO法人一新塾/森嶋伸夫 【著】
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【もくじ】

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第1章 すべての人は志を生きられる
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〇時代が呼びかけるギアチェンジ
〇会社人間から市民への転換
〇中央集権型社会から生活者主権型社会へ
〇市民を生きるのが必然の時代へ
〇生活者ありきの市民セクターを
〇一人ひとりの市民の可能性は計り知れない
〇現場主義の風土
〇市民の知恵を伝承するNPOへ一新塾のギアチェンジ
〇ライフスタイルの変革が社会を変える原動力
〇いよいよ主体的市民の時代へ

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第2章 「第一の人生」から「第二の人生」へギアチェンジ
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〇もやもやは志の疼き
〇根っこと幹をつなげる
〇第一の人生」から「第二の人生」へ
~ビジネスマンから奮起して、3つの志を生きる

(1)市民活動の世界へチャレンジ
「家と会社の往復から脱却! みつばちプロジェクト」 
  児島秀樹さん

(2)社会起業の世界へチャレンジ
「生まれ育った熱海にUターン、まちづくりで起業」 
  市来広一郎さん

(3)政策・政治の世界へチャレンジ
「企業戦士から千葉のトップリーダーへ」 
   熊谷俊人さん

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第3章 「業界のフィールド」から「地域のフィールド」へギアチェンジ
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〇フィールドには二種類ある
〇「楽器メーカーを辞めて南三陸初のワイナリー」 
  佐々木道彦さん
〇「ダンススクール経営者が川崎グローバルコミュニティ」 
  黒江三栄子さん
〇「製造業の技術者を辞めて那珂川町でまちまもり」 
  佐藤豊彦さん

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第4章 「敷かれたレールの人生」から「自らレールを敷く人生」へギアチェンジ
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〇誰もが「敷かれたレールの人生」からスタート
〇「世間」から「社会」へ
〇「子どもの不登校から人生のスタンダードが変わる」 
  小沼陽子さん
〇「助けられた自分、産後うつゼロを目指すシングルマザー」 
  行本充子さん
〇「非大卒フリーターの逆転キャリアプロジェクト」 
  飯田久美子さん

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第5章 「組織のミッション」から「個人のミッション」へギアチェンジ
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〇主語を「会社」から「自分」に変えてみる
〇「元当事者の外資系企業戦士が卒業後引きこもり応援活動」 
  久保亘さん
〇「会社ではできなかった! グループホームとまちづくり」 
  二階堂すみ子さん
〇「非正規労働者が運営するおとな食堂」 
  山岸薫さん

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第6章 志を生きる方程式
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〇志を生きる方程式とは
〇自己と社会の同時変革する6つの箱
〇ビジョンは大きくアクションのハードルは小さく

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第7章 サラリーマンだったからこそ、今がある!  森嶋伸夫
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〇地域の現場
〇人間観が変わった!
〇地域コミュニティを育みたい
〇一新塾との出会い
〇サラリーマンだったからこそ今がある

エピローグ

●ご購入はこちら

(1)アマゾン https://www.amazon.co.jp/dp/4863592485/

(2)一新塾  https://www.isshinjuku.com/03bosu/book_dai2nojinsei.html

  

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【一新塾のプログラム「政策提言」「社会起業」「市民活動」】
東京本科:
https://www.isshinjuku.com/curriculum/tokyo.html
大阪地域科: https://www.isshinjuku.com/curriculum/osaka_nagoya.html
名古屋地域科 : https://www.isshinjuku.com/curriculum/osaka_nagoya.html
仙台地域科: https://www.isshinjuku.com/curriculum/sendai.html
通信科オンライン:
https://www.isshinjuku.com/curriculum/content.htm


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