一新塾の卒塾生講師 【社会起業系】
佐々木道彦 氏
南三陸ワイナリー株式会社代表取締役
一新塾OB
【プロフィール】
1973年大阪府生まれの山形育ち。
大手楽器メーカーで商品開発や新規事業開発に携わる。
東日本大震災後のボランティアをきっかけに、2014年に浜松市から仙台市に移住。
2018年一新塾仙台地域科に入塾。
2019年1月南三陸地域おこし協力隊に着任。
2019年2月に南三陸ワイナリー株式会社を設立。
2019年4月からワイン販売スタート。
2019年7月日本ワインコンクール2019「DELAWARE2018」奨励賞受賞(宮城県で同コンクール初受賞)
2020年10月南三陸町の新産業として海の見えるワイナリーを設立。
2021年3月第8回サクラアワード2021「DELAWARE SPARKLING 2020」がゴールド受賞
2022年3月11日NHKワールドで震災復興の歩みとして南三陸ワイナリーが紹介される。
2022年4月第9回サクラアワード2022にて「DELAWARE2021」がシルバー受賞
2023年2月農林水産省主宰の「食かけるプライズ2022」で「食かける賞」受賞
2024年2月第12回「富県宮城グランプリ」特別賞 受賞
【担当講義】
「南三陸をつなぐワイン造り~楽器メーカーを辞めて起業!」
大手楽器メーカーで新規事業開発に携わっていた佐々木氏の転機となったのは、東日本大震災のボランティア。
「本当の意味での復興には、その地域でその土地ならではの継続的な事業を起こすことが重要」との思いで、会社を辞め、東北に移住し、南三陸の地に初のワイナリーを起業。
南三陸の耕作放棄地を利用して地元でもブドウ栽培も行い、設立したワイナリーで南三陸ワインを醸造。このワインは、町特産の牡蠣やタコや銀鮭などの海産物にとっても合い、セット販売など他産業との連携で、地域のブランド力を高めている。
加えて、南三陸ならではの海中熟成のワイン。牡蠣漁師とともに養殖ネットに固定したワインを志津川湾の水深十メートル付近に沈めており、熟成が3倍速く進むと言われている。
ワイナリーを拠点に、地域や人をつなげ、地域の未来創造の新しい風を起こしている佐々木氏の実践に学ばせていただく。
■農水省 食かけるプライズ【食かける賞】2022年(pdf)
■PR TIMESのCM映像 南三陸ワイナリー篇 60秒 2024.2
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