一新塾の講師 【社会起業系】
宮治 勇輔 氏
(株)みやじ豚代表
NPO法人農家のこせがれネットワーク代表一新塾OB
【プロフィール】
1978年、神奈川県藤沢市の養豚農家の長男として生まれる。
慶應義塾大学卒業後、実家を継ぐ気は全くなく、株式会社パソナに入社。起業を夢見て出社前に勉強を続ける中で、実家の養豚業を何とかしたいという想いがふくらむ。
会社員時代に一新塾第13期で学び、卒塾後、2006年に株式会社みやじ豚を設立。09年、NPO農家のこせがれネットワークを設立、代表理事CEOに就任。 著書に『湘南の風に吹かれて豚を売る』(かんき出版)。
【担当講義】
「農家のこせがれが“おいしい”を次世代に繋ぐ」
「食の安全・安心」が切実な問題としてクローズアップされる一方で、日本の農業従事者数は2015年から2020年の5年間で46万人減少し152万人となった。
その大きな要因は高齢化と後継者不足。誰もなり手がいないほど農業に魅力がなくなってしまった根本原因は、農家と消費者が完全に切り離されていることにあると宮治氏。
自らも「農家の子せがれ」でありながら、「こんなにうまい豚は食べたことがない!」と感動をする友人の「この豚肉はどこに行けば買えるの?」という素朴な問いに答えられずショックを受けたという。
「生産から消費者の口に入るまでを一貫してプロデュースする新しい一次産業をつくりたい!」一大奮起した宮治氏の情熱に学ばせていただきたい。
テレビ東京「カンブリア宮殿」にも出演。